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歯内療法とは

2018.03.18

歯内療法、シナイリョウホウと読みます。文字通り歯の内側、つまり歯そのもの治療をすることですから、虫歯治療も歯内療法と言えますが。実際には歯の根の治療、細かく言うと歯の根の入っている管(根管)に関する治療を歯内療法と呼びます。

歯は人体の中で一番固い組織ですが、その中には歯髄と呼ばれる神経や血管が詰まった組織があります。これは歯髄と呼ばれています。虫歯が進行して歯髄まで達すると神経が直接刺激され激しく痛みます。これが虫歯による痛みです。



また、歯髄は虫歯だけでなく外傷を受けた時にも炎症を起こします。歯髄の炎症は歯髄炎と呼ばれますが、歯髄炎があると強い痛みが出て、歯茎まで腫れてしまうこともあります。

歯髄が虫歯や外傷で細菌に侵されると激しく痛みます。この場合、歯髄の傷んだ部分を取り除く、あるいは歯髄自体を取り除く必要があります。そのために歯内療法が必要となるのです。



歯内療法は歯髄が神経を収めた根管にあるので根管治療あるいは根治とも呼ばれます。歯内療法と根管治療は基本的に同じ意味と言ってよいのですが、歯内療法では歯髄を取り除かないで神経を残す場合も含むのに対し、根管治療は根を取ってしまう、神経を取った後、そこが再び炎症を起こした場合の治療を指すこと多いので、歯内療法の方が多少治療領域が広いと言えるでしょう。

このため、根管治療専門の学会は根管治療学会ではなく歯内療法学会と呼ばれています。根管治療に対する関心が細菌高くなってきていますが、根管治療に力を入れている歯科医院では根管治療と呼ばず歯内療法と呼ぶことも多いようです。言葉の遊びのようですが、歯科医院の治療に対するスタンスの違いを示しているのかもしれません。

なおマナミ歯科クリニックでは歯内療法ではなく根管治療と読んでいます。これはスタンスの違いではなく、一般的にわかりやすい言葉を使う方が、治療内容を理解していただきやすいということが理由です。

歯内療法(根治)にラバーダム装着は必須


歯内療法(根管治療)で一番大切なのは、できるだけ無菌に近い環境、具体的にはラバーダムというゴムの被膜で歯を覆って治療を行うということです(詳しくはこちら)。むしろラバーダムで覆って治療を行うのは、大切というより基本の中の基本です。しかし、残念なことにその基本が守られない、根管治療が行われているのも事実です。歯内療法という言葉がもっと広く使われるようになることが必要なのかもしれません。