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過剰歯と先天性欠如

2018.03.17

成人の歯は28本あります。これに親知らずが上下2本づつ、合計32本が永久歯の本数です。この中で親知らずは永久歯の本数に普通は数えられないのは、親知らずのほとんどは斜めに生えてきたり、埋没していたりしていて歯として機能しない上に、虫歯や歯周炎になりやすく、抜歯することが多いからです。



しかし、親知らずも昔はきちんと歯として機能していたと考えられています。しかし、人類が火を使うようになり、食べ物を柔らかく噛みやすく加工することができるとともに、顎が小さくなることで、親知らずを入れるスペースがなくなって、きちんとした生え方をしなくなってしまったのです。

親知らずが真っすぐ生えず、歯として機能しないことが多いとは言っても、すべての人がそうとは限りません。なかには親知らずが真っすぐ生えて、第2大臼歯(普通はい一番奥の歯になります)のさらに奥の歯として立派に使えている人も稀ではありません。

それどころか、世の中には過剰歯と言って、32本よりさらい多くの歯が生えることがあります。過剰歯は親知らずのさらに奥に生える場合もありますが、多くは正中過剰歯と言って左右の中切歯の間に生えます。

過剰歯は普通の歯より小さく、明らかに過剰歯とわかることが多いのですが、普通の歯と簡単には見分けがつかないような場合もあります。ただ、過剰歯自体は「そのようなこともある」というだけで心配することはないのですが、他の歯を圧迫して歯並びや咀嚼力に悪影響を与える時は抜歯が勧められます。

また、過剰歯とは逆に28本の永久歯すべてが生えそろわない先天性欠如というものもあります。先天性欠如には埋伏していて外側に歯が生えてこない埋伏歯もありますが、乳歯に生え変わるはずの永久歯が生えてこないことも少なくありません

先天性欠如の場合、乳歯が残っているなら、乳歯を永久歯の代わりに使い続けることもあります。しかし、乳歯は永久歯より弱いため、先天性欠如により歯と歯の間に隙間ができて、歯並びに悪影響を与えることもあります。そのような場合はインプラントや入れ歯で永久歯の代わりの人工歯を埋め込むといったことも治療として必要になります。