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差し歯による前歯部の審美的回復/上顎・下顎のインプラント治療~東京都中野区の歯医者・歯科

全顎的な咬合回復治療

患 者 :52歳
状 態 :全体的な虫歯の進行による咬合不全
来院理由:奥歯で噛めないのと、上の前歯の状態が全体的によくないので治療を希望して来院。ただし、下の歯は左側のみの治療を希望。

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【医師の診断結果】

初診の結果、まずは上の前歯を重点的に治療することになりました。 患者様が生活する上で一番つらい上の前歯の審美を改善するために、初診から2~3回目の時点で仮の歯を作製して装着します。そうすることによって、一定の期間が必要な前の歯の治療中であっても、実生活に審美的な障害が残らなくなります。 それから、抜く必要があった奥歯の代わりにインプラント治療もお勧めしました。患者様が治療方針を決めかねていたので、他の治療が落ち着くまで考えてもらい、インプラント治療に納得された上で、上の歯に1本、下の歯に2本埋入しました。

初診時のレントゲン写真

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*レントゲン写真では左右反転された状態で表示されます

【医師の注目点】

上の前歯で、歯肉より下のところまで歯がなくなっている部位があるが、治療しだいでは抜かずに残せる可能性がある  ↓ 仮の歯を製作した後、時間をかけて埋まっている部分を引き出していく

―治療スタート―

抜歯&仮の歯の作製

○抜く必要がある歯・被せ物をする歯を治療前に説明して、再生不能な歯を抜きます。抜いた部分はそのままだと骨が足りずに歯肉がへこんでしまうので、骨として吸収される専用の材料を埋め込んで落ち着くまで数ヶ月ほど時間を置きます。

○抜かずに残せそうな歯は、被せ物をするのに必要最低限な分だけ削り、審美の改善のために仮の歯(プロビジョナルレストレーション)を作製します。この仮の歯は、通常のものと違い歯肉の状態を整えたり、最終的な被せ歯の前により正確な微調整をしたりできます。  当症例では、初診から3日ほどで仮の歯を装着するところまで進めました。

仮の歯まで入れた状態(正面・上)

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*上記右側の写真は、口の中にいれた鏡を撮影しているので左右が反転しています

根っこの治療

前の歯3本は神経が虫歯により死んでしまっていますが、この3本に限り根っこの部分の歯自体は残せると判断したので、神経の治療をして土台を入れます。そうすることによって、通常の歯として使用できなくなった歯の一部で、被せ物の前歯の部分を支えることができます。

POINT

☆虫歯が進んで根の部分しか残らない場合 虫歯が進むと歯はどんどん失われていき、痛みもかなり強くなっていきます。そのまま治療せずにいると、今度は嘘のように痛みがなくなります。そのため歯医者に行かずに放置する方が多いかと思いますが、その考えは非常に危険です。

痛みがなくなる→神経が死んで歯が腐ってしまったからです。痛みによる自覚症状はなくとも、細菌はその間にも徐々に進行しています。

そのまま放置すると、最悪の場合命にかかわる病気を引き起こす可能性があります。残念ながら、ここまで進行した歯は基本的に残すことができません。しかし、周囲の骨や歯の根の状況などによっては歯を残す治療も可能となることもあります。

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*上図治療中の歯の白い詰め物は、次回来院までの間に治療途中の内部に不要なものが入らないための専用の蓋です。

根を残す(エクストリュージョン)

エクストルージョンとは、時間をかけて歯を矯正的に引っ張り出すことです。この治療によって、そのままでは残すことが難しかった歯を、最終的な被せ物を支えるための支点として残すことが可能になります。 ↓写真から、他の2本と違い歯肉の中までしか歯が残っていないことがわかります。

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歯肉の中に残っている歯の根を、専用の器具を使用して時間をかけてゆっくり引っ張ります。当症例では約1ヶ月程かかりました。

歯の中心となる部品を入れる(コア)

根っこの治療が終わったら、それぞれの歯の中心に柱となる専用の部品を入れます。これは、歯が欠けたままでは残った根まで割れる可能性があるのと、残した歯で最終的な被せ物を支える強度が必要なためです。

それぞれの治療が終わったら仮の歯を入れて咬合を合わせつつ、仮の歯で問題がないのを確認できたら上の歯には最終的な被せ物を入れます。

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ここまでの約半年間で、上の歯の治療はほぼ終わりました。次にインプラントの手術を行っていきます。
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インプラント治療(一次オペ)

上の歯の治療をしている間、初診時に抜歯した部分の骨が回復しているので、インプラント手術を開始します。 まずインプラント本体を骨の中に埋め込みます。この時点では、外見上にはまだ歯がない状態です。インプラントを入れた後は更に3ヶ月ほど待ち、インプラント本体と骨がくっついて安定するよう定期的に様子を見ます。

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インプラント治療(二次オペ)

インプラント本体が骨の中で安定したら、二次オペを開始します。

二次オペとは、インプラント本体を埋め込んだ部分の歯肉を開き、差し歯とインプラント本体を繋げるための接合面を出す手術のことです。 当院では、二次オペ時に必ず歯ぐきを増やすための作業も一緒に行います。これは、歯肉として吸収される特殊な材料を縫合時に一緒に縫いこむことで、歯ぐきの量を増やします。

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下の写真は、二次オペ手術前と後のものです。術前に比べて、歯ぐきが増えていることがわかります。

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インプラント部の仮の歯作製

約3週間後、歯肉が落ち着いてきたのでいよいよインプラント部分にも仮の歯を作ります。

POINT

かみ合わせの視点から、より正確な仮の歯を作るためにまずは上の歯との高さを測ります。奥歯はかみ締めた時の力が一番かかる場所なので、インプラントに無理な力がかからないようにするためです。測る際は、インプラント本体に専用の器具を取り付けて高さを記録します。

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記録したものを参考にして作った仮の歯を装着して、微調整を繰り返しながらしばらく様子をみます。仮の歯をつけた状態で歯肉や咬合に問題がみられなければ、最終的な差し歯を作製します。当症例では、約1ヶ月程様子を見ました。

インプラント部分の最終的な差し歯

仮の歯をつけた状態でしばらく様子をみた結果、歯肉・咬合に問題が見られなかったので最終的な差し歯を装着しました。装着後、よりよい咬合のために微調整をして治療は終了になります。

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POINT

当院では、専属の技工士が常駐しています。 歯科技工士とは、歯科医師と連携して入れ歯や詰め物・被せ物を作る職人さんです。通常では院外に技巧所があり、どうしても時間のロスや医師との指示のズレが発生します。

○当院には院内に技工所があるため、時間のロスがなくなり短期間での技巧物の作成が可能になりました。またちょっとした調整が必要になった場合も技工士が即座に対応できますので、より正確な調整が可能になります。

○専属の技工士が院内に常駐しているため、医師の指示の伝達がより正確になっています。 詰め物・被せ物等は医師の指示に従い技工士が作成しますが、一般的には離れた場所でのやり取りになりますので、指示の伝達にズレが生じてしまいます。当院ではいつでも話し合いの場が持てる環境にありますので、より正確な情報を受け取ることが可能です。

5色・形ともにきれいな仕上がりの被せ物を、短期間で患者様に提供できます。

*ここで、治療は終了です

 

POINT

当院では、インプラントを入れた患者様全員にナイトガードの使用をお願いしています。これは、寝ている間などにインプラント部分に強い力がかからないようにする為のもので、このナイトガードの使用により、インプラントをより長くご使用いただけます。

治療後

下の3枚の写真は、治療終了から1ヶ月経過した口内の写真です。審美・咬合・歯肉に特に異常もみられず、経過は良好です。

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POINT

☆被せ物の種類が違う理由

当症例での被せ物の材質

天然歯部   :オールセラミック(白い被せ物のことです)

インプラント部:セラミックと金属

○インプラントの部位には、噛んだ時の力が強くダイレクトに伝わる。

○上の奥歯なのであまり見える部分ではないが、極力審美的に目立たないようにしたい。

○インプラント本体と被せ物を繋げる方法として、接着剤を用いる方法とネジを用いる方法の2種類がある。接着剤方式の場合なら全て白い被せ物を使用するが、清掃性と取り外しの簡易さからネジ式が当症例では最適ではないか。

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上記の3点を医師が総合的に判断し、患者様にも納得していただいた上で被せ物の種類を決定いたしました。ネジ式を取り入れ、歯がかみ合う部分には金属を使用して耐久性を持たせ、回りは白いセラミックを使用しています。

患者様の声

歯医者に行くのをためらっている人は、是非マナミ歯科クリニックに行ってみるのが良いと思います。院内は、大変清潔で先生をはじめスタッフの人も親切です。  土日も開業しており、最初は思ったように予約が取れないこともありますが、まずは予約して通ってみるのが良いと思います。技術や設備もしっかりしてます。

※症例により個人差があります