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インプラント最前線: ガイドオペ

2018年3月19日

ガイドオペはCTデータで埋入方法をシミュレーションする

ガイドオペとはガイデッドサージェリー(guided surgery)を略した言葉です。言葉の通り、インプラントの施術をCTデータを元に作成されたサージカルテンプレートのガイド通りに行うものです。 インプラントは失った歯の代わりにチタンのネジを埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。その時チタンネジが正しい方向、正しい深さで埋め込まれないと、噛み合わせなど様々な問題が出てきます。そのためインプラントネジを埋め込む場合は、歯肉を切開して骨を状態を見ながら慎重に手術が進められます。 ガイドオペでは歯肉を切開しない方法が行われたこともありますが、実際にはCTデータが完全に正しくない場合もあるため、現在では歯肉の切開は行われますが、患者様の負担はより小さくなります。

チタンねじの埋入はサージカルテンプレートに沿って行われる

ガイドオペではチタンねじの打ち込む方向、深さはCTのデータを元にコンピューターソフトによってシミュレーションが行われます。マナミ歯科クリニックはノーベルバイオケアのインプラントシステムを使用していますが、ノーベルバイオケアではノーベルクリにシャンという名前のシミュレーションソフトを使用します。
世界には百以上のインプラントメーカーがあると言われていますが、ガイドオペのソフトなどインプラント手術を支える様々な製品を幅広く提供しているメーカーは多くはありません。また、CTでの撮影を行わなければ、シミュレーション自体が不可能になります。
ただ、ガイドオペがあるからといって、インプラントの手術が簡単になったとは必ずしも言えません。なぜならガイドオペで正確な方向、深さで埋入できるとは言っても、最初にどのように埋入するかの判断は歯科医師の診断になります。また、インプラントの適用が可能かどうかといったインプラント治療の根本的な部分は依然として非常に重要です。
とは言ってもガイドオペがインプラントにIT技術を取り入れることにより、ほんの数mmの誤差が大きな結果の違いを生む施術の正確性を増し、手術時間を含めて患者様の負担を減らしたことは間違いありません。インプラントの世界もITガ大きく変えつつあるのです。

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