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妊娠した時の歯科治療 授乳時の歯科治療

2017年10月3日


妊娠した時の歯科治療をどうするかで迷われる妊婦さんは多いと思います。歯科治療はレントゲンを撮り、場合により麻酔をし、鎮痛剤を服用することにmpなります。どれもお腹の赤ちゃんに影響がありそうです。
歯科治療で使われるレントゲンの被ばく量はわずかです。また、麻酔の量も少なく、歯科治療が胎内の赤ちゃんに影響を与えることはすくないとされています。しかし、それでも少なくとも安定期(妊娠後5か月程度)は歯科治療はできるだけ避けるのに越したことはありません。
さらに安定期を過ぎても心配とお考えのお母さんもいらっしゃるでしょう。一般的には必要性が差し迫っていなければ、歯科治療は出産後、できれば妊娠前に行っておく方が無難なのは間違いありません。
それでは授乳期はどうでしょう。レントゲンの心配はなくなりますが、鎮痛剤や麻酔が母乳の中に混入することは確かです。量的には少ないので実際に問題になる可能性は大きくはありません。しかし、妊娠中先延ばしにした治療をさらに待つことが難しい場合もあるでしょう。

そのような場合、一つの方法としては短期間であれば母乳を冷蔵庫に保管しておき、鎮痛剤の必要がなくなってから、授乳を再開することは考えられます。またカロナールのように鎮痛剤でも赤ちゃんに与える影響が少ないものもあります。カロナールの安全性は高く、妊娠中でも使用できる数少ない鎮痛剤です。
親知らずの抜歯のような1-2週間痛みが続くような治療では、冷蔵庫に母乳を保存するという方法も使いにくいでしょう。母乳から人工乳に切り替える方法もありますが、断乳は乳腺炎のリスクがあります。
まとめると、妊娠前にできるだけ悪いところは治しておく、妊娠中は安定期になるまでカロナールのような鎮痛剤の使用でやり過ごし、必要最小限の治療を安定期に入って行う。授乳中は色々と工夫を重ねるということになるでしょうか。

妊娠は母体のホルモンバランスが崩れることで口腔内も変化し、虫歯や歯周病のリスクも高まります。妊娠を考えるときは歯科治療のことも配慮をお願いしたいと思います。

 
マナミ歯科クリニックの虫歯治療

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