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年々改善される日本人の歯の健康

2015年8月15日

「日本歯科新聞」という歯科の業界新聞がありますが、その2015/8/11号で歯科に関する統計データがいくつか紹介されています。それによると、

1) 12歳児の永久歯の一人あたりの平均虫歯数 平成14年 2.28本 → 平成26年 1.0本

2) 75-84際で20歯以上の自分の歯を有する者(8020達成者) 平成11年 16.3% → 平成23年 40.2%

日本では虫歯の減少に大きな効果があるとされている水道水へのフッ素添加は行われていません。12歳児の虫歯本数が12年間で半分以下になったのは、歯磨きの習慣や食生活の注意が行き渡ってきたからと考えられます。

高齢者の健康で自分の歯で噛めるかどうかは非常に大きな影響があります。特に80歳以上で20本以上の自分の歯を持っている8020運動達成者は認知症の確率が大幅に低いことがわかっています。

高齢者が歯を失う原因は、第一に歯周病です。歯周病の悪化の防止にはは喫煙習慣を止めることや歯石を定期的に除去することが有効です。また、また、悪化した虫歯の歯の根を除去する抜髄後、歯の根が感染症を起こすことも歯を失う大きな原因ですが、これにはマイクロスコープを活用した精密根管治療のような画期的な進歩が行われています。

健康な歯を維持することは、健康な体を維持するためにも非常に大切です。日本人の歯の健康がこの10年あまりで大きく改善されたことは、歯科の治療水準の向上と日本人の歯の健康への意識の高まりによるものです。今後ともこの傾向が続くような努力が必要でしょう。

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