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歯科の無痛治療ってできますか?

2017年4月10日

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 歯の治療が好きな方はいないでしょう。 中でも歯の治療で痛い目に会うことを怖がる患者様は大勢いらっしゃいます。マナミ歯科クリニックでも治療前に「無痛治療はやっていますか」とか「笑気麻酔で眠っているうちに治療をしていただけませんか」といった問い合わせを時々いただきます。

 結論から言えば、完全に無痛で治療を行うことはできません。麻酔は電動麻酔器でゆっくりと一定の速度で麻酔薬を注入し、麻酔注射の痛みを非常に小さなものにしています。また、表面麻酔で針を刺す時の痛みを小さくする場合もあります。しかし、それでも針がチクリと刺さる時の痛みは残ります。


 また、笑気麻酔(現代では一般的にはあまり使われません)などで完全麻酔を行うのは、麻酔からの覚醒に時間がかかり、歯の治療ではそこまでの必要は実際上はありません。

 歯の治療が痛いという印象が強いのは、虫歯で感じる非常に強い痛みも影響しているでしょう。  虫歯が炎症を起こした時の痛みは、痛風の発作と並んで最も強い痛みの一つとされています。その痛い虫歯を削ったり、器具を挿入されると考えただけでも恐ろしくなってしまうのは無理がないかもしれません。それと歯を削るドリルの音も恐怖を引き起こすという患者様も多いでしょう。歯科で使用するドリルは非常に高速で回転し、そのことで歯への刺激と痛みを小さくしているのですが、音自体は確かに気持ちの良いものではないと思います。

 歯の治療が口を開けて行うことにも問題はあるでしょう。口を開けているため、痛みを「歯を食いしばって我慢する」ということはできません。口を開けるというのは無防備な態勢なので、それだけも痛みは強くなりがちです。
 しかし、歯科医師の立場から言えば、歯の治療は実際にはそれほど痛みがあるものではないことは、ご理解いただければと思います。痛みを感じるような治療はほとんど麻酔をかけますし、麻酔注射自体は前述のように痛みが強いものではありません。
 歯科医師は「お痛みが強い時は手を上げてください」とよく言いますが、たとえ痛みがあっても、すぐに対応してもらえると思っていると、痛みへの恐怖はずっと和らぐという意味があります。つまり、恐怖自体が痛みを増幅させるのを防ぐ効果があるのです。


 また、歯科治療では全身麻酔は通常行いませんが、歯科医にも麻酔を専門とする麻酔医がいます。麻酔医は口腔癌の手術のように、本当に全身麻酔が必要な場合には必須となりますが、インプラントで鎮静をした状態で施術を希望されるような場合にインプラント手術に参加します。麻酔医が参加するような鎮静をした方が望ましいかどうかは、インプラントのカウンセリングで担当医が患者様とご相談をします。


 マナミ歯科クリニックは第二診療室があって、そこでは主に歯科衛生士が予防やメンテナンスを行うことが多いのですが、第二診療室ではアロマを設置して、ドリルがあまり動いていないこともありバックグランドミュージックを聴きながらリラックスして治療を受けられます。歯の治療を好きな人はあまりいないと最初に書きましたが、第二診療室で心地良い音楽を聴きながら歯のメンテナンスを受けると歯の治療が好きになる方もいるのではないでしょうか。

第2診療室は落ち着いた雰囲気
第2診療室は落ち着いた雰囲気

マナミ歯科クリニックの虫歯治療

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