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銀歯で治療してはダメですか?

2017年10月15日


虫歯を治療して、歯を削ると治療後に詰め物や被せ物をします。歯科用語では詰め物をインレー、被せ物をクラウンと呼びますが、「クラウンは銀歯にしますか白い物にしますか?」と聞かれた方も多いと思います。銀歯は健康保険が適用されるのに、セラミックは自費になってしまうので、費用はずっと高くなってしまいます。「見た目を考えるとセラミックだけど、銀歯にするしかないか」という結論になることもあると思います。

銀歯のクラウン(左)とインレー(右)

それでは見た目以外に銀歯とセラミックと何がちがうのでしょうか。銀歯と一口で言いますが、歯科では金パラという言い方をします。金パラの組成はメーカーにより多少違いはありますが、金が12%、パラジウムが20%、銀が52%、銅が15%、その他1%というのが標準的です。
パラジウムは歯科以外ではあまり聞かれない金属ですが、白金属のひとつで貴金族で、。価格も金の半分程度と高価です。銀が半分を占めていますが、かなり高価な素材です。安物などではありません。こういう高価な素材が健康保険で作成できるのは日本の健康保険制度の素晴らしいところです。
それに銀歯は耐久性や強度に優れています。セラミックは噛み合わせが強い場合ナイトガード(マウスピース)を装着しないと摩耗したり、割れてしまうようなこともあるのですが、銀歯は割れるようなことはありません。

マウスピース(ナイトガード)

しかし、銀歯に問題がないわけではありません。一つは金属アレルギーです。金、パラジウム以外の金属は口の中で、イオン化しやすく貴族アレルギーのリスクがあります。金属アレルギーが出た場合はセラミックの替えるのが有効な対策となります。
また、最近ではほとんど使用されていませんが、銀歯には金パラだけでなくニッケルクロム合金のものもあります。昔、ニッケルクロム合金を入れていた場合、金パラ合金の銀歯を入れるとカルバニー電流という微弱な電流が唾液中を流れることによる痛みを発生することもあります。
それと銀歯とセラミックの大きな違いの一つに歯への接着の違いがあります。正確には銀歯は歯科用語では歯に「接着」しているのではなく「合着」といって、機械的にはめ込んだものをセメントで固定しています。これに対しセラミックの接着はセメントとセラミックが分子レベルで混合されてしっかり密着して固定されます。このため隙間から二次虫歯を発症するリスク銀歯より小さくなります。

とはいっても、これらはリスクの確率の問題ですし、セラミックでも虫歯の取り残しがあるまま被せてしまえば虫歯の再発はあります。奥の歯で目立たないし、噛み合わせが強い方なので、あえて銀歯にするという選択もあると思います。現在お銀歯は金パラという高品質の素材を使っているので、金属アレルギーの出る確率も昔よりは小さくなっています。それそれの素材の得失を理解してどんな素材を使うかをお決めになるとよいでしょう。

 
マナミ歯科クリニックの審美歯科治療虫歯治療

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