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危険です!口で息をする癖

2020.01.09

何気なく口で息をする癖がある人もいるが・・


口腔には、鼻腔に存在するような「大気中の異物を効率よく排除する機能」が備わっていません。そのため空気中に含まれる細菌やウイルスをダイレクトに体内へと取り込むこととなります。風邪などの感染症にかかりやすいという方は、もしかしたら口呼吸になっているかもしれません。

感染症という意味では、虫歯や歯周病も同じです。もちろん、虫歯の原因菌のミュータンス菌や歯周病の原因菌のジンジバリス菌というのは、空気感染や飛沫感染するものではありません。しかし、口呼吸によって口腔内が乾燥し、唾液の機能が減弱すると、これらの細菌が繁殖しやすい環境へと移行してしまうのです。

また、口呼吸は歯並びにも大きな悪影響をもたらすことがあります。口呼吸をしている人はいわゆる「お口ぽかん」の状態となっており、口輪筋を始めとした口腔周囲の筋肉が弛緩しています。すると、前歯に適切な圧力がかからなくなり、出っ歯を誘発してしまう可能性があります。

同時に、舌を前方に突き出す「舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)」が習慣化し、「開咬(かいこう)」を呈することもあるでしょう。さらに、口が半開きの状態だと、舌の位置が自ずと低くなることから、上顎の歯列を側方へと広げる圧力も減退し、歯列に対して歯が大き過ぎる「狭窄歯列弓(きょうさくしれつきゅう)」を引き起こします。

健康保険か自費治療化と言われても・・


ここまで、口呼吸が健康に及ぼす影響について、感染症、口腔疾患、歯列不正という観点から解説してきましたが、もうひとつ重要なデメリットがあります。それは審美性の問題です。習慣的に口呼吸をしていると、お口周りの筋肉が衰え、ほうれい線などが目立つようになります。口元がたるみ、しわが増え、全体的に老けたような印象を与えてしまうのです。そのため「アンチエイジング」という意味でも、口ではなく鼻で呼吸することが望ましいといえるのです。

このように、口呼吸にはたくさんのデメリットが存在しているため、鼻呼吸に移行することが望ましいといえます。ただ、慢性的な鼻炎やアデノイド肥大によって自然と口呼吸が促されてしまっているケースでは、特別な処置が必要となることもあります。いずれにせよ口呼吸を軽く考えずに治していくことが必要です。