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口臭の治療は内科?それとも歯科?

2022.09.19

 

口臭はとてもデリケートな問題です。誰に相談したら良いのか迷っている方も多いでしょう。そもそも口臭の原因がわかりません。口臭が心配な時、受診するのは内科でしょうか、口臭外来のある歯科でしょうか。

 

結論から言うと、歯科の受診が勧められます。日本人の口臭の大半は、口腔に存在しているからです。そして口腔内の口臭の原因は舌苔、歯周病、虫歯に対べっされます。

 

歯周病になると、「メチルメルカプタン」と呼ばれる硫黄を含んだ揮発性のガスが産生されることから、“腐った玉ねぎ”のような口臭が発生します。“ペリオ臭”とも呼ばれるこのニオイは、歯科医師であればすぐに判別できますが、より科学的な方法で口臭の原因を知りたいものですよね。

口臭の原因で一番多いのは舌苔です。舌苔は舌の上に細菌が繁殖して白く(場合により緑など違った色もあります)なる状態です。舌苔は無理をして擦り取ると舌を傷つけるため、舌苔ブラシの使用が勧められます。

 

 

しかし、口臭の原因がどれからくるものか簡単にはわかりずらいものです。そこで歯科の口臭外来で使用する「オーラルクロマ」という口臭測定器を使った口臭検査が有効になります。専用のシリンジに口の空気を吹き込んでいただき、測定器にセットすることで呼気に含まれる成分を科学的に分析できます。具体的には、硫化水素・メチルメルカプタン・ジメチルサルファイドの3種類のガスを検知して、その量を測定します。

 

硫化水素が多ければ口の中の汚れが原因で、メチルメルカプタンは歯周病、ジメチルサルファイドが明らかに多い場合は、消化器を始めとした全身の病気が疑われます。つまり、硫化水素やメチルメルカプタンが多く検出された場合は、基本的に歯科で治療を受けることで口臭の改善が見込めますが、全身疾患由来の口臭は内科を受診する必要が出てきます。

 

もちろん、口臭測定器による検査だけで確定的な診断を下せるとは限りません。口臭に関する問診や口腔内診査なども併せて行う必要があります。いずれにしても口臭いが気になる方は、口臭外来のある歯医者にまず診てもらうと現状を把握でき、口腔内に原因がある場合は治療へと進むことができます。