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国民皆歯科健診はいつから始まる?

2022.07.24

 

2022年6月の閣議決定で、骨太の方針に「国民皆歯科健診」が盛り込まれることが決まりました。“国民皆”というと、健康保険を想起される方が多いかと思いますが、今回取り上げられたのは歯科健診です。このタイミングでなぜ歯科健診なのか、疑問に感じた方もいらっしゃることでしょう。

 

日本では今現在、学校保健安全法による「学校歯科健康診断」が高校生まで義務付けられています。それ以降は、自己判断で歯科健診を受けてください、というのが国の方針でしたが、日本の定期検診の受診率は先進国の中でも下位に位置しており、未だに「歯医者は痛くなってから行くところ」という考え方が広く根付いているのが現実です。

 

その結果、歯を失う原因第一位の歯周病は、成人の約8割がかかっているような状態となり、その傾向は悪くなる一方です。しかも歯周病は歯を失うだけでなく、認知症や糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、誤嚥性肺炎など、命に関わる全身疾患のリスク因子ともなっているため、国もようやく口腔疾患を予防することの意義に気付いたのでしょう。

 

国民皆歯科健診によって、口腔疾患の早期発見・早期治療、予防が可能となれば、個々人の医療費負担が減ると同時に、国の医療費の抑制にもつながります。ひいては健康寿命の延伸にも寄与することでしょう。

 

そんな国民皆歯科健診は、すぐに開始される制度ではありません。あくまで骨太の方針に盛り込まれた段階であり、実際に運用が始まるのは3~5年程度、先だと言われています。とはいえ、歯科健診の重要性が広く知られるようになったことは、とても有意義であるといえます。これを機会に皆さんも歯科健診の定期的な受診を始めてみませんか?