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失活歯に効果があるウォーキングブリーチ

2021年4月22日

歯の外傷や重度の虫歯によって神経が死んだ歯は、黒く変色することがあります。一般的な歯の変色や着色は、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングで対応できるのですが、歯髄の失活による変色は、ウォーキングブリーチという特別なホワイトニング法があります。
 

 
ウォーキングブリーチとは、歯の内側からホワイトニングする方法です。過酸化水素と過ホウ酸ナトリウムからなる漂白剤を歯の内部に留置することで、変色の原因となっている汚れを分解、除去していきます。
 
歯質内部の薬剤は1~2週間ごとに交換するため、漂白剤を留置したまま日常生活を送ることになります。これが“ウォーキングブリーチ”という名称の由来といえます。歯の中に漂白剤を入れたまま生活を送ることに不安を感じるかもしれませんが、正しい治療法で施術すれば問題ありません。
 
すでに根管治療が行われている失活歯では、ウォーキングブリーチに先立って詰め物や土台、根管内に充填されている薬剤などを取り除く必要があります。その上で漂白剤を挿入して、歯質の変色を改善します。
 
通常のホワイトニングでは効果が見られない失活歯に対して、歯を削らずに色調を改善できる優れた治療法です。ただし、根管充填が不十分であったり、薬剤の影響によって歯が変色していたりするケースなど、ウォーキングブリーチが適応できないこともあります。
ウォーキングブリーチはホワイトニングで失活歯の変色を白くすることができるため、費用面でも比較的手軽です。弱点としては歯に穴を開けて漂白剤を入れるため、歯が弱くなり破折のリスクがあります。このため、セラミック冠を被せる方が費用は多くなりますが、より確実な方法と言えます。
 

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