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オールオン4と一般的なインプラントの違い

2023年3月11日

 

総入れ歯に相当する上部構造を4本の人工歯根で支えることができるオールオン4は、標準的なインプラント治療よりも優れた点が多々あります。例えば、すべての歯を失ったケースを標準的なインプラントで治療する場合、人工歯根をかなりの本数埋め込まなければなりません。手術も複数回に分ける必要になることが多く、費用、時間、手術自身の負担はかなり大きくなります。

 

オールオン4は通常4本のインプラント埋め込み、それを支台歯として人工歯を装着します。しかもオールオン4の手術は基本的に1回であり、上部構造もその日に装着可能です。さらにオールオン4では、人工歯根の埋入位置を比較的自由に決められることから、一般には骨造成は不要です。骨の状態が良い部分を狙って埋入するため、骨不足が見られる症例でもそのまま治療できます。特に、歯周病などで骨の喪失が大きい場合オールオン4が唯一の現実的な治療となることは少なくありません。

 

 

 

ただ、オールオン4の手術は高い技術と知識、豊富な経験が求められます。インプラント治療の経験がある歯科医師であれば誰でも行えるというものではありません。オールオン4の実績が豊富であるだけでなく、精密な検査・手術が行える設備・環境が整っていることも必須条件となります。

 

オールオン4は、天然歯に近い見た目や噛み心地を再現できる“総入れ歯”とも言えますが、常にベストの解決策とは限りません。口腔内の状態や年齢により、従来の総入れ歯を選んだ方が良いこともあります。オールオン4は、いくつもの解決策の中で、最適と判断した結果として実施するべきです。

 

 

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