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埋伏歯と言われたら

2019年10月25日

埋伏歯はまっすぐ生えていないことが多い



埋伏歯とは歯肉(歯茎)あるいは骨の中に埋まっている歯です。埋伏歯になる原因は歯が生える十分なスペースがないためです。中でも智歯(親知らず)は他の歯より後から生えるので埋伏歯になりやすく、埋伏歯はほとんが親知らずです。埋伏歯はスペースが足りないため、まっすぐな状態ではないことが多くいのですが、特にほぼ真横に生えているものを水平埋伏歯と言います。

埋伏歯は完全に埋まっている完全埋伏歯、一部が露出している半埋伏歯(不完全埋伏歯)と言います。完全埋伏歯は自覚症状はほとんどないことが多いのですが、位置や方向が異常のため矯正治療で抜歯の必要があることがあります。親知らずの半埋伏歯は一番奥に位置しているので磨きにくいため虫歯になりやすく、細菌感染で歯肉に智歯性周囲炎という炎症を起こすことも稀ではありません。

奥にある親知らずの虫歯は治療が難しく、残しても咀嚼の役には立たないので基本的には抜歯が選択肢です。同様に智歯性周囲炎は繰り返し炎症を起こし、激しく痛む場合もあるので、抜歯が勧められます。しかし、奥にあり、時として骨の中にまで埋まっている埋伏歯の抜歯は難しく、健康保険でも難抜歯と分類されます。

埋伏歯の抜歯は普通の歯より難しい



埋伏歯になっている親知らずの抜歯は、歯科医の中でも口腔外科医が行うことが多く、口腔外科が在籍していない歯科医院では大学病院に紹介状を書いて自院では抜歯を行わないと決めているところも少なくありません。それでも抜歯自体は健康保険が適用されるので数千円で収まるので、それほど心配することはありません。

埋伏歯の抜歯を行う場合、神経や血管を傷つける心配があります。しかし、最近はCTで3次元の画像が得られるようになり、リスクは減ってきています。それでも抜歯の際に神経が傷つき痺れが残ることがあります。この痺れは放っておいても数ヶ月で無くなりますが、早く処置を行うことで完治する確率が高まります。

このように並べると埋伏歯の抜歯に尻込みする人もいるでしょう。しかし、親知らずの虫歯や智歯性周囲炎は痛むだけでなく隣の歯を巻き込む危険があります。それと骨に埋まっているような埋伏歯も年齢が若いほど骨が柔らかく抜歯は簡単になります。智歯性周囲炎などは炎症で痛んでも、抗生物質の服用で当面治りますが、抜歯が望ましいと歯科医師に判断されたら一日延ばしにするのは勧められません。

埋伏歯の抜歯に強い恐怖感を持つ人は静脈内鎮静を併用する方法もあります。静脈内鎮静は健康保険が適用されず数万円の費用がかかりますが、何本かの親知らずを一度に抜歯するようなことも比較的小さなストレスで行えます。埋伏歯と言われても恐る必要はありませんが、抜歯の方向で考えた方が良いでしょう。

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