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歯の定期メンテナンスが5%の日本と90%のスウェーデン

2019年12月27日

欧米は歯のメンテナンスの意識が高い



欧米と日本ではメインテナンスの認識に違いがあります。この認識の違いが口腔内の健康、さらに将来の歯の本数にも影響を与えると言われています。そこで今回は欧米と日本のメインテナンスの認識の違いについてご紹介します。

メインテナンスとは点検や手入れなどの意味で使用されることが多いですが、歯科では定期的に検診をしてお口の中を整える意味で使用します。欧米では、痛くなってから歯科医院に通院するという考え方ではなく、痛みが出ないようにするために歯科医院でメインテナンスをするという考えが普及しています。

定期的にメインテナンスをすることで、症状が出る前の少しの変化ですぐに対応することができ、歯を削る量を最小限に治療できます。また、汚れが着いている場合には除去して、その部分の磨き方の指導も受けられます。

欧米の中でも歯の健康への意識が高いと言われているスウェーデンでは予防を生活の中に取り入れていて、定期的にメインテナンスを受ける国民の割合が90%程度に達していると言われています。そのため、70歳になっても25本程度の歯が残っているという統計もあります。

これに対し、日本ではメインテナンスを習慣にしている方の割合が5%程度にとどまっていて、70歳になると平均で15本程度の歯しか残っておらず、多くの方が入れ歯を使用して食事をしています。



また、欧米と日本ではセルフケアの認識にも違いがあります。日本では歯ブラシだけでケアをしようとする方が多い傾向にありますが、欧米では、歯ブラシだけのケアでは十分ではないと認識している方が多く、デンタルフロスや用途に合わせた歯ブラシでケアをして磨きにくい所もきちんとケアをする様に意識しています。

欧米では歯ブラシだけでなく、多彩な口腔内ケアの道具が普及している



この磨きにくい部分から虫歯や歯周病が進行するので、効率的に汚れを除去できるように歯科医院で磨き方や補助清掃用具の使い方の指導を受けることで、毎日のケアに役立てていただきます。また、歯ブラシだけで汚れを落とそうとするよりもケア用品を組み合わせた方が効率的に汚れを落とすことができるので、ケアの時間も短縮できるメリットも得られます。

実は、欧米でも30年ほど前は治療型の来院が多かったのですが、予防型にシフトすることで70代でも多くの歯を残すことができる様になりました。日本でもメインテナンスを通して、来院目的が『痛いから来院する』のではなく『痛みが出ないように来院する』ことが求められます。

毎日のケアでは足りない部分をメインテナンスで補ってお口の中の環境を整えるプロフェッショナルケアを取り入れましょう。メインテナンス期間はお口の中の環境で変わりますが、3~6カ月程度が推奨されます。口腔内ケアの常識を治療から予防に替えることで、お口の環境を整え70代る、80代になっても自分の歯で健康に食事できる生活を手に入れることを目指しましょう。

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