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歯の汚れを取るクリーニング 歯を白くするホワイトニング

2019年11月16日

クリーニングは歯の汚れを取る

毎日一生懸命ブラッシングしているのに「歯の黄ばみ」が取れない。そのような時は自分で無理に歯を磨くのでは歯科医院に行きましょう。歯科医院はクリーニングやホワイトニングを行うことで、歯の着色を改善します。いずれも歯科医院だからこそ受けられる処置なので、着色を改善する効果は極めて高くなっています。そこで気になるのが「クリーニング」と「ホワイトニング」の違いです。

クリーニングは、その名の通り「歯のお掃除」をする歯科処置です。専門的には「PMTC(ピーエムティーシー)」と呼ばれ、日本語に訳すと「専門家による機械的な歯のクリーニング」といいます。歯の表面に付着した食べかす、歯垢、バイオフィルムなどの汚れを専用の機器を用いてきれいに取り除きます。

このうち「バイオフィルム」に関しては、歯磨きによる除去が困難であり、着色の主な原因ともなっています。同時に、細菌の温床ともなることから、定期的な除去が必要な汚れのひとつといえます。

歯垢が石灰化した「歯石」もまた歯磨きでは除去できない着色汚れの原因といえます。歯石は、スケーラーと呼ばれる器具を用いて、歯面から削り落としていきます。厳密にはこの処置を「スケーリング」と呼びますが、クリーニングにいらっしゃった患者さまにも必要に応じて実施いたします。

歯磨きだけでは歯は白くならない



このように、クリーニングはあくまで歯の表面に付着した汚れを取り除く歯科処置であるといえます。一方、ホワイトニングは歯の内部に沈着した汚れを取り除くことを主な目的としています。

ホワイトニングで使用するのは、過酸化水素や過酸化尿素からなる「漂白剤」です。これらの成分は、洗濯で使用する漂白剤とほぼ同じものと考えていただいても問題ありません。つまり、「歯の漂白」を行うのがホワイトニングなのです。ちなみに、口腔内の消毒に用いられるオキシドールともほぼ同じ成分なので、高い安全性を持っています。

オフィスホワイトニングは光照射で歯を漂白する



ホワイトニングの具体的な処置法ですは、歯の表面をお掃除するクリーニングとは大きく異なります。漂白作用のあるホワイトニングジェルを歯の内部に浸透させ、光で活性化させます。その結果、歯質内部に沈着した汚れを分解・除去することが可能となるのです。これを「オフィスホワイトニング」と呼び、即効性が高く、数回の施術で理想の歯の色へと近づけることができます。

もうひとつのホワイトニングは「ホームホワイトニング」です。ホームホワイトニングでは光照射は行いません。患者さま好きな時、好きな場所でホワイトニング処置を施すことができます。オフィスホワイトニングと比べると即効性は劣るものの、持続性には長けている施術法といえます。

ホームホワイトニングはマウスピースにジェルを入れて漂白する



上述したように、クリーニングとホワイトニングには明確な違いがありますので、患者さまの歯の状態やライフスタイルに合わせて選択することになります。また、オフィスとホームを組み合わせることで高いホワイトニング効果を得ることもできます

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