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歯医者が怖い!

2020年2月25日



歯医者が好きという人はあまりいないでしょう。それでも歯が痛くなったら歯医者に行くのが普通です。本当は、痛くなる前に行けば、治療も短く簡単になることがほとんどなのですが、歯医者に痛みもないのに行く気になる人は多くはありません。しかし、歯が痛んでも歯医者が怖くて行かないとなると話は深刻になります。

よくあるご質問に「こんなきたない歯で怒られないでしょうか」というものがあります。それどころか「歯の手入れが悪いと歯医者さんにすごく怒られて歯医者に行くのが怖くなりました」という方もいます。歯医者にも色々な人がいますから、中には虫歯の放置や、歯磨きを怠っていることを強く注意する人もいるかもしれません。

それでも、ほとんどすべての歯医者はどんなに虫歯が多くても、怒ったりしません。時間や費用も丁寧に説明します。中には、説明が不十分だったり、あまり言って欲しくない歯の手入れの悪さを指摘する人がいるかもしれません。だからと言って、歯の治療に一生懸命でないということは、まずないと言って良いでしょう。

本当に虫歯の多さに怒り、歯の手入れの悪さを指摘ばかりしているとすれば、転院することも必要でしょう。歯の治療は歯医者と患者の信頼関係が無ければ上手くいきません。人には相性というものもあります。少なくとも「歯医者に怒られるから歯医者に行かない」のではなく「普通の歯医者に行く」ことを考えるべきでしょう。

歯医者は治療の費用や期間を丁寧に説明する



歯医者に叱られたというトラウマを持つ人はそんなに多くはないでしょう。しかし、歯の治療で吐き気を催す、嘔吐反射を持つ人は稀ではありません。歯科治療では器具や薬剤を口の中に挿入します。嘔吐反射があると強い吐き気を覚えたり、実際に吐いてしまうこともあります。歯科治療は基本的に口の中で行うものですから、嘔吐反射が強いと治療ができなくなってしまいます。

クリーニングは歯の汚れを取る

歯の治療は口の中に様々な器具を入れる



嘔吐反射がなくても、長時間口を開けて治療を受けるのは場合により大きな負担になります。親知らずは骨と癒着していたり、横向きに生えていたり抜歯に手間と時間がかかりがちです。インプラント施術、精密根管治療など高度の機器を使い、慎重に治療を進める場合も長時間を要するケースがあります。

長時間の治療も苦痛がありますが、何回も通院するのも楽ではありません。できるだけ短期間で治療を終了させたいような場合は、一回の治療時間が長くても集中的にできるだけのことを一度に行うことが望ましいこともあります。長時間の治療の苦痛を小さくできれば、そのような選択肢を選ぶ人もいるでしょう。



嘔吐反射のある場合や、長時間でストレスの多い治療には静脈内鎮静が確実な解決策になります。静脈内鎮静は全身麻酔とは違い自発呼吸はできますし、麻酔が冷めた後の回復時間も全身麻酔ほどは長くありません。歯科恐怖症の場合も、恐怖感が大幅に和らげられます。どんな治療にも静脈内鎮静が必要な方は多くはないでしょうが、確実に恐怖や苦痛、嘔吐感を解決できる方法があることはもっと理解されてよいでしょう。

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