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虫歯の原因となる3つの細菌

2021年9月4日


 
虫歯の原因菌としては「Streptococcus mutans(ストレプトコッカス・ミュータンス)」は一般にもミュータンス菌として知られていますが、それ以外にもあと2 つ、重要な役割を担っている細菌があります。それは「Streptococcus sobrinus(ストレプトコッカス・ソブリナス)と「Lactobacillus(ラクトバラス)」です。
 
ミュータンスとソブリヌスは同じ種類の細菌で、ストレプトコッカス(連鎖球菌)という名称がつけられています。この2つは、虫歯の発症の起点となる細菌です。食べかすなどに含まれるスクロース(砂糖)を分解し、最初にグルカンと呼ばれるネバネバとした多糖体を形成します。それが細菌とともに塊を形成すると「プラーク」に変化します。
 
つまり、ミュータンスやソブリヌスは、何もない状態から虫菌が活動しやすい環境を作り出す能力を持っているのです。プラークやバイオフィルムといった細菌の住みかが形成されると、歯を溶かす乳酸など酸性し始めます。それにより歯質が溶け、表面がザラザラになると、ラクトバチラスが登場します。
 
一方、ラクトバチラスは乳酸桿菌の一種で、ツルツルとした歯面には定着できません。そのため、虫歯が発生する時期にはまだ見られない菌種であり、病態が進行するとともにその数も増えていきます。酸を産生して歯質を脱灰させるという点は、連鎖球菌と共通しています。ちなみにラクトバチラスは、歯の表面の汚れを取り除けば一掃するのも難しくありません。この点は連鎖球菌と少し異なります。
 

 
このように、虫歯というのはいくつかの種類の細菌が連携しながら、病態を進行させていく病気です。サリバテストのような唾液検査を行うことで、口腔内に存在している虫歯菌の種類や数を大まかに把握できます。
 

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