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金属アレルギーでも大丈夫 マウスピース矯正

2022年9月24日


 
歯科治療と金属アレルギーには、密接な関連があります。とくに保険で入れることの多い銀歯にはいろいろな金属が含まれており、どれかひとつでもアレルゲンとなる場合は、歯茎だけでなく、手足の皮膚などにも金属アレルギーの症状が現れることがあります。
 
これは口腔内が常に唾液のために湿度100%であり、冷温刺激や機械的刺激に晒され続けるからです。そんな過酷な環境に数年間、設置する矯正装置にも金属アレルギーのリスクも気にかかります。
 
いわゆる“ワイヤー矯正”では、金属製のワイヤーとブラケットを用いることから、金属アレルギーになる可能性はありますが、銀歯ほどそのリスクは高くありません。矯正用ワイヤーやブラケットを構成しているのが比較的アレルゲンとなりにくい金属だからです。
 

 
とはいえ、そのリスクはゼロではないため、もうすでに金属アレルギーをお持ちの方は怖くて治療に踏み出せないことかと思います。そうした場合は、事前にアレルギー検査を受けて、ご自身の体がどの金属にアレルギー反応を示すのか調べておくと良いでしょう。
 
アレルゲンとなる金属がわかっていれば、矯正装置による金属アレルギーの発症を予防できます。ただ、治療を進める過程で、アレルゲンとなる金属が増える可能性もあるのでは?と心配になる方もいらっしゃることでしょう。そうした方には、金属材料を一切使わないマウスピース型矯正装置がおすすめです。
 
インビザラインに代表されるマウスピース矯正では、主体となる装置はポリウレタンで作られており、歯面に設置することがあるアタッチメントもレジン製ですので金属アレルギーのリスクはゼロとなっています。歯の後戻りを防止する保定処置でもノンメタルのリテーナーを使用することができますので、今現在、金属アレルギーをお持ちの方でも安心して矯正を始められますよ。

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