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SPTとメンテナンスの違い

2020年12月20日


 
歯周病は、一朝一夕に治せる病気ではありません。まず、歯周病菌の温床となる歯垢や歯石を取り除き、衛生的な口腔環境が確立されなければ、症状も改善されませn。治療が上手く進んだとしても、深い歯周ポケットが残存してしまうケースは珍しくありません。その場合、速やかにメンテナンスへ移行するのは難しく、ひとまず「病状安定」と診断されます。
 

歯石除去は専用の機器を使用する


 
病状安定は、完全な治癒ではなく、健康管理のみで対応するメンテナンスでは不十分です。そこで適応されるのが「SPT」です。SPT(Supportive Periodental Therapy)は、歯周病治療後に4mm以上の歯周ポケットが残存するケースが対象と“治療”です。
 
 
通院頻度は、1ヶ月に1回程度となりますが、メンテナンスのような“健康管理や”予防”ではなく#歯周病の安定化という治療”です。。病状は安定しているものの、口腔衛生状態が悪化するとすぐに歯周病が再発しかねない状態です。そのため、口腔衛生指導にとどまらず、ポケット内洗浄やスケーリング・ルートプレーニング、咬合調整なども必要に応じて行います。
 
なお、SPTが適応されるケースでは、歯周組織の炎症反応は消失しています。歯茎の腫れやブラッシング後の出血も認められないため、一見すると治癒しているように見えるかもしれませんが、4mm以上の歯周ポケットの残存が大きな問題となります。歯周ポケットが3mm以上になると、セルフケアのみで汚れを取り除くことが不可能になるからです。歯周ポケット内に歯垢や歯石がたまると、時を待たずして歯周病菌の活動が再開されます。
 

歯周病の程度はポケット(歯と歯の間の溝)の深さの測定で調べる


 
このように、歯周病の安定期に適応されるSPTは、あくまで治療の一環です。メンテナンスのように、歯周病が治った状態で受けるものとは異なるため、注意が必要です。歯周病治療がSPTへ移行した場合は、その後も定期的に歯科を受診するようにしましょう。その上で、メンテナンスへ移行できるようセルフケアも頑張っていきましょう。
 

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