2014年3月25日
MI(ミニマル・インターベンション)日本語では「最小の侵襲」という意味になり、可能な限り「削らない」「抜かない」という考え方です。歯を簡単に抜いたり、沢庵屑られることに抵抗を感じる患者様が多くなりました。できるだけ歯を大切に残すというのが最近の大きな流れです。
確かに歯を抜くのはもちろん、歯を削るのは歯を痛めることは事実です。削った後は詰め物をしたり、かぶせ物をかぶせるのですが、そうやって治療しても再びカリエス(虫歯)が発生することもあります。どれだけ精密に技工物を作成しても技工物を歯の間は虫歯の原因となるミュータンス菌の侵入を完全に防ぐことは難しいのです。
再び虫歯になり、歯を削るということを繰り返すと最後は神経を失い、さらに抜歯もやむえない状況になります。このようなことを防ぐにはできるだけ削る量を少なくする、できるだけ抜歯はせずに残していく、ということが必要になります。
MIはこのような考え方を「虫歯を治療する」から「虫歯を治す」というところまで実現しようという考え方です(詳しくは)。MIは一つの治療法だけで達成されるものではなく、精密な治療を可能にする小型のタービンのような器具、可塑性、強度、美しさを兼ね備えた優れた歯科材料、さらに予防と歯の管理を含めた幅広い治療技術を含んだ考え方です。
マナミ歯科クリニックのMIという新しい歯科治療の新しい選択肢
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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