2017年9月30日
歯茎は年齢とともに下がる傾向があります。歯茎が下がると歯が長く見えて口元の印象が変わってきます。また、歯茎に覆われていた象牙質の部分が露出して、知覚過敏の原因にもなります。
歯茎が下がる原因に加齢があります。年齢とともに歯茎が痩せてくるのです。逆に言えば、歯茎が下がって長く見える歯は年齢を感じさせることになります。しかし、歯茎が下がる大きな原因は歯周病です。歯周病は歯周病菌が歯茎を侵して歯茎を縮退させて今います。
歯茎を下げるのを防止する一番の方法は正しい歯磨きの励行です。歯科医院で歯科衛生士が正しいブラッシング指導をしてくれます。時間をかけても歯ブラシの当て方、磨き方で歯磨きの効果は大きく違ってきます。まず正しいブラッシングを学ぶことが大切です。
歯磨きだけでは十分ではありません。どんなにていねいに磨いたつもりでも磨き残しはあります。定期的な歯石取りのために3か月に一度は歯科医院で歯石除去を行うのが理想です。
しかし、歯周病が進行すると、歯磨きや歯石除去だけでなく、本格的な歯周病治療が必要です。歯周病治療の基本が歯磨きなのは変わりませんが、歯の隙間深く入り込んだ歯石の除去のために、歯周外科といって切開して歯石を取り除くようなことも必要になります。できれば、そこまで行く前に日ごろの予防で歯周病が進まないようにすることが大切です。
それでも歯周病の進行や加齢で失われた歯茎は戻ってきません。しかし、歯茎を回復するには歯肉移植という方法があります。これは口腔内の他の部分を小さく切り取り、歯茎の部分に移植する方法です。大変な手術に思えるかもしれませんが、同じ口腔内からわずかに切片を移植する方法で患者様の負担は大きくありません。
マナミ歯科クリニックでは歯肉移植による歯茎の審美的改善治療を行っています。歯茎の下がりもホワイトニングと同様に口元のアンチエイジングです。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。