2015年1月25日
マナミ歯科クリニックにいらっしゃった患者様が、まず向かわれるのが受付です。初めて当院をお尋ねになった患者様はここで診察券を作ります。診察券は磁気で患者様番号が記憶され、また次回の診療日も印字されます。少し前まではプラスチック製の診察カードで厚みもクレジットカードと同じくらいだったのですが、大分薄くなり財布にも入りやすくなりました。
マナミ歯科クリニックは予約システムを導入していて、予約は全てコンピュータで管理されています。このコンピュータは最近流行りのクラウド上にあり、診療所の中にはありません。予約はネットを通じてアクセスされるので、診療所のどこでもネットにアクセスするPC、タブレットがあれば見ることができます。コンピューターで管理される前はアポイント帳をわざわざ見る必要がありましたが、今では患者様の予約を電話でお受けしながら、別の患者様の予約をすることもできるようになりました。それだけでも患者様をお待たせする時間が大分少なくなっています。
患者様をお待たせしない改善策の一つに、受付と会計を同時に行うようPCを増設したことがあります。それまでは、新しい患者様の健康保険証に記載された情報を入力する間、会計ができませんでした。今では受付カウンターの裏には予約システム、カルテ入力システム、会計システム用のPCがあり、さらにクレジットカード用の端末など、沢山の機器がぎっしりです。歯科医院にはこの他にもCTやレントゲン用のコンピュータシステム、セレック用のシステムさらにチェアごとに画像表示システムなど20台ほどのコンピュータがあります。今では歯科医院もコンピューターなしでは受け付けも診療もできなくなってしまいました。
機械化が進む中で、受付・待合室の天井に青い空が描かれているのにお気づきになられた方はいるでしょうか。この絵は当院ができた時からありますが、歯科医院の空気を少しでも柔かくしてくれているのではと思います。逆に天井以外は受付・待合室はほとんど変わっています。手狭になった受付に少しでもスペースを確保しようとカウンター部分と収納棚は一昨年の夏に第2診療室を開設するのに合わせてデザインを一新しました。
今、マナミ歯科クリニックの最大の悩みの一つは待合室が狭いことです。沢山の患者様がいらっしゃていただくのは本当にありがたいことなのですが、夜混み合った時など、受付と会計が重なって患者様に立ってお待ちしていただくことが、時々起きてしまうのです。対策の一つに待合室の椅子を小ぶりのものに変更し依然の4席から9席にしたのですが、それでお立ちいただくことがあります。それと椅子を小さくしたことで「狭い」というご不満も頂戴しています。本当に申し訳ないことですが、簡単に解決できることではないので日々頭を悩ませています。
受付・待合室は患者様をお迎えし、お見送りする大切な場所です。狭いという難しい問題を抱えてはいますが、少しでもお待ちいただく時間を減らし、快適におまちいただけるようにこれかも努力を続けてまいります。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。