2017年12月13日
前回は歯磨き剤の選び方について書きましたが、歯ブラシはどうでしょうか。歯ブラシは色々な種類が出ていますし、「歯の奥まできれいに磨ける」ことを売り物にしているものや、プラークを除去の性能を宣伝にしているものもあります。
しかし、現在日本国内で販売されている歯ブラシは使用して問題になるようなものはないと考えてよいでしょう。大切なのは、歯ブラシの形やブラシの毛先の形状より、正しい磨き方をきちんと指導を歯科衛生士から受けて磨くということです。
ブラシが硬いもので強く磨くようなことは避けるとしても、歯ブラシの硬い、柔らかいということよりも正しく磨くことが大切です。ただ、歯周病で歯茎が弱っている時は柔らかめのブラシを使用した方がよいでしょう。
大きさは「少し小さめ」の方が細かく磨けるのでお勧めです。ただ大きめのものでも正しく磨けば問題はありません。形は色々凝ったデザインのものもありますが、真っすぐのものでも大丈夫というか、むしろお勧めです。
歯ブラシで一番大切なのは、歯ブラシを消耗品と考えて交換することです。毛先が開いてしまっていると、正しく磨くことはできません。一月に一回は歯ブラシを交換することが歯ブラシ選びに悩むよりずっと意味があります。繰り返しますが歯ブラシは消耗品です。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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