2017年11月27日
歯を白くするにはホワイトニングが効果的です。しかし、残念ですがどんな歯でも同じように白くできるわけではありません。ホワイトニングは黄ばみの強い歯には効果的ですが、灰色の縞状の色が付いたいるような場合は、白くなるとしても限定的です。
典型的にはテトラサイクリン歯といって、幼少期に百日咳やマイコプラズマ肺炎などにかかってテトラサイクリン系の抗生物質を多量に摂取して歯が灰色になった場合は、ホワイトニングでは思ったように白くならないことが多いのです。
そんな時、ラミネートべニアというセラミックの薄片を歯に貼り付ける方法があります。ラミネートべには歯の外側のエナメル質の部分を薄く削り、付け爪のように歯に接着します。付け爪のようにというとすぐにはがれてしまいそうに思えるかもしれませんが、セラミックの薄片であるラミネートべニアは分子レベルの接着により、しっかりと歯に固定されます。
ラミネートべニアは前歯の虫歯治療で小さな詰め物をした場合にも有効な治療法です。被せ物と違って、ラミネートべには歯を削る量が少なく、色も自由に選べるので、ホワイトニングと組み合わせて、きれいな口元を作る場合にも使えます。白くきれいな口元を作るのに、ホワイトニングやセラミックの被せ物と合わせて、ラミネートべニアは一つの選択肢です。
マナミ歯科クリニックの審美歯科
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