2015年8月8日
かなり歯周病が進行した状態の患者様の症例です。ご依頼内容は、歯周病、そして見た目(審美性)の改善です。
歯周病は初期の段階ではなかなか気づくことが難しい上、一度失った歯周組織(歯肉や歯槽骨)は、自然には戻ることはありません。そのため、当院では、歯肉移植術などを活用した治療法をご提案しています。
今回は、歯肉移植術の一つ、結合組織移植術を行いました。上あごの口蓋から結合組織のみを採取し、治療部位の上皮と骨膜との間に結合組織を移植して歯肉を増やす方法です。
歯肉を増やしたことで、全体的に下がっていた(後退していた)歯ぐきが健康な状態に戻り、歯周病で腫れ上がっていた歯肉も綺麗なピンク色になっています。歯肉の改善したことを確認できたので、かぶせ物を装着して治療終了となります。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。