2017年11月2日
歯並びをきれいにするには矯正というのは、欧米では常識ですし、日本でも矯正治療をする方の数は増え続けています。しかし、歯並びを直すために矯正をしようと決心して、矯正のカウンセリングを受けると「抜歯が必要です」と言われて驚かれることは少なくありません。
歯並びを直すにはどうして歯を、それも虫歯でも何でもない健康な歯を抜くなんて、とお考えになるには無理もありません。矯正で抜歯が必要になるのは、歯並びが悪くなる一番の原因は顎が小さい、あるいは歯が大き過ぎる、つまり限られたスペースに歯が入りきらないからです。
矯正治療のために行う抜歯を便宜抜歯と言います。便宜抜歯は虫歯のような疾病治療のためではないので健康保険は適用されませんが、高額なものではありません。マナミ歯科クリニックでは矯正治療費の一部に組み込まれるています(すべてのケースではありませんが)。
矯正で歯並びがよくなることで、虫歯や歯周病のリスクも減らすことができます(もちろんきちんと歯磨きをするのが前提です)。長い目で見れば、便宜抜歯で歯を失っても、残る歯の数は多くなることも十分期待できます。
健康な歯を抜くのは心が傷つくようなことかもしれませんが、矯正治療は審美的な改善だけでなく、口腔環境の向上にも役立ち、そのための犠牲だとお考えいただければと思います。
マナミ歯科クリニックの矯正歯科治療
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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