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口の中がねばねばは、ドライマウスかも

2017年11月20日


口の中がねばねばした感じがする、食べ物、特に乾いた物が食べにくい、これは唾液の分泌が少ないことで起こるドライマウスかもしれません。
ドライマウスの原因は色々あり、唾液腺の障害や糖尿病などの内科的な疾患もありますが、多くはストレスと言われています。また、現代人は昔より柔らかいものを食べる傾向があり、咀嚼によって促進される唾液の分泌が活発に行われにくいといったこともあります。ドライマウスは現代病の一つと言ってよいでしょう。

食べるものは柔らかいものが増えることで唾液の分泌が少なくなる

この他にドライマウスの原因には、加齢、口呼吸、過度の飲酒などもあります。いずれにせよ、ドライマウスは口が粘つくといった段階から進行すると、嚥下が困難になる、口臭が強くなる、舌がひび割れるといった、様々な症状が出てきます。
ドライマウスは内臓疾患のようなはっきりした原因がなく、ストレスから来る場合は、根本的な治療は難しく、対症療法的なものになります。まず、口の中が潤いを保てるように水分補給をすることは有効です。

ドライマウスでは水分補給が大切

また、口呼吸をしないように注意をしたり、飲酒や喫煙に制限するようなことも有効です。逆に口が粘つくからと言って、マウスウォッシュで口を繰り返しゆすいだり、歯磨きを何度も行うことはドライマウスを悪化させる可能性があります。
それは元々唾液の分泌量が少ないため、歯磨きの場合は歯磨き剤が口の中に残り粘膜の炎症を起こす可能性があるからです。また、マウスウォッシュはアルコール分を含むために口の中を乾燥させる可能性があります。歯磨きやマウスウォッシュは普通は口腔内環境の改善に勧められますがドライマウスではそうではありません。 ドライマウスの治療には唾液腺のマッサージや下の運動が有効であることもあります。口の中が粘つく、乾いているという自覚があった時は、マウスウォッシュのし過ぎで悪化させるようなことがないように原因を確かめ、それに応じた対策を取ることが必要です。

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