2015年8月11日
以前、他院にて左上前歯のセラミック治療を受けられた30代女性患者様の症例です。セラミックのかぶせ物の形や色に満足できず、当院に来院されました。
診断の結果、顔の正中と上あごの前歯の正中のズレ、上下唇小帯のズレ、軽度のガミースマイル(笑ったときに歯ぐきが露出)が確認されました。
まず最初に、診断用ワックスアップを行います。この工程では、お口の型を取り、模型を作ります。その模型にワックス(ロウソクの様な物)で歯の形を作って行きます。
次に、模型をベースに作製したサージカルステント(マウスピースの様な物)をお口の中に装着して、歯肉を切開する箇所をマーキングします。
歯冠長延長術という治療法で、マーキングした左上前歯の歯肉を切開し、歯肉ラインを整えます。治療前と比べ、歯肉ラインが左右非対称になっていることが確認できます。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。