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バネのない入れ歯-ノンクラスプデンチャー

2017年12月5日


歯を失うとその部分に普通は人工的な歯を入れる必要があります。歯が抜けたまま放置すると咀嚼力の低下を招きますし、他の歯への負担が増えてしまいます。
また、対合歯(抜けた歯の反対側の歯)が挺出(てい出)といって、伸びて出てきてしまいます。歯が挺出すると噛み合わせが悪くなったり、物がつまりやすくなります。
失った歯を補う方法には、インプラントやブリッジと呼ばれる方法もありますが、入歯も一つの選択肢です。入歯といっても、歯全体を代替する総入歯ではなく、部分入歯になります。部分入歯は失われた歯の部分を代替する人工歯を他の歯にバネ(クラスプ)と呼ばれるもので引っ掛けることで固定します。

部分入歯はクラスプで他の歯に固定する

しかし、このクラスプは目立ちますし、歯に引っ掛けるためにその土台となる歯に負担がかかります。食べ物が詰まりやすく、歯周病になりやすいといった問題があります。そのような問題を解決する手段として、クラスプのないノンクラスプデンチャー(デンチャーとは入れ歯の意味です)があります。

ノンクラスプデンチャーはバネ(クラスプ)のない部分入れ歯

ノンクラウプデンチャーは健康保険ではなく自費治療となりますが。入歯はいやだけれど、インプラントにも抵抗があるような場合、ブリッジのように健全な歯を削る必要がないという点で優れた治療法です。

 


マナミ歯科クリニックの入れ歯

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