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インビザライン矯正中でも食べ歩きはできる？

2024年7月20日

 

 

マウスピース矯正のインビザラインは、日常生活への影響を最小限に抑えられる矯正システムとして有名です。薄くて透明なマウスピースは目立ちにくく、装着時の違和感・異物感が少ないです。マウスピースは患者さん自身が簡単に着脱できることから、食事や歯磨きも普段通りに行えます。そこでひとつ気になるのがインビザライン矯正中の食べ歩きです。

 

インビザラインでは、水や炭酸水以外の食品を口にする場合は、マウスピースを外す必要があります。そうなるといろいろな食品を口にする機会がある食べ歩きでは、マウスピースをつけたり外したりすることになるのでしょうか？あるいは、食べ歩き程度ならマウスピースをつけたまま食事をしても良いのか気になるところです。

 

結論からいうと、どちらもNOです。食べ歩きで、ジュースを飲んだり、お団子をひとつつまんだりする場合でも、必ずマウスピースは外してください。また、ひとつの食品を食べ終わるたびにマウスピースをつけ直すこともNGです。お口が汚れた状態でマウスピースをつけるのは、虫歯や歯周病のリスクを著しく高めます。

 

ですから、食べ歩きをする時には、その直前にマウスピースを外して、食べ歩きが完全に終わったら歯磨きおよびマウスピースの洗浄をするようにしましょう。これはインビザライン矯正中の普段の生活と同じです。ただ、出先の場合はケアをする場所が公衆トイレなどに限られるため、ついついマウスピースを外したままにしてしまう人も多いですが、治療への影響を考えると、小まめにケアすることが大切です。

 

また、インビザライン矯正中に食べ歩きする場合は、食品の性状にも気を遣う必要があります。例えば、粘着性の高いキャラメルやチョコレートがふんだんに使われたスイーツなどは、歯に残りやすいため推奨できません。そうした点に配慮すれば、インビザライン矯正中でも問題なく食べ歩きは行えます。