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マウスピース矯正中でも飲み会は行ける?

2024年9月1日

 

インビザラインに代表されるマウスピース矯正では、透明なポリウレタン製のマウスピースを使うことから、装置が目立たず、痛みや不快症状も少ないです。食事や歯磨きも普段通りに行えるため、大学生や社会人の方の人気が高まっています。そこで気になるのが飲み会ですね。

 

大学生や社会人になると飲み会に参加することが多くなるため、矯正を始めると支障をきたしてしまわないか不安になっている方が多いようです。結論からいうと、マウスピース矯正中でも何ら問題なく飲み会に参加できます。ただし、マウスピース矯正中の飲み会には、いくつか注意しなければならない点があります。

 

まず、飲み会が始まる前には、必ず矯正用のマウスピースを取り外しましょう。それはインビザラインだけでなく、その他のマウスピース矯正にも共通していえることです。仮に飲み会でアルコールしか飲まない場合でも、お酒に含まれる色素や糖分がマウスピースと歯の間に入り込んでしまうことから、装着したままはNGです。

 

取り外したマウスピースは専用のケースで保管し、紛失しないよう注意してください。飲み会では、いろいろと混乱する場面もあるため、紛失した場合に備え、ひとつ前かひとつ先のマウスピースを予備として持参しておくと良いでしょう。

 

 

飲み会での飲食が終了したら、できるだけ早く歯磨きとマウスピースの洗浄を行って、再装着するようにしてください。飲み会が2次会、3次回と続く場合は、マウスピースの装着時間が不足しないか注意する必要があります。

 

もちろん、忘年会や歓迎会など、年に数回ある重要な飲み会は、マウスピースの装着時間が多少、不足しても問題ありませんが、日常的な飲みの場でも同じように対処するのは良くありません。そこは自制心を働かせて1次会のみ参加する、あるいは2次会以降、水や炭酸水しか口にしないと決めるようにしてください。

 

ちなみに、アルコールは口内を乾燥させるため、飲み会後のマウスピースは装着しにくいことが多いです。また、口臭も強くなりやすいので、飲み会後の口腔ケアは手を抜かずにしっかり行うようにしてください。マウスピース矯正を成功させるには1日20時間以上の装着が必要です。マウスピース矯正は外せるメリットがあり、歯磨きなどがワイヤ矯正より簡単に出来ますが、その分自己管理が大切です。

 

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