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抜歯の極意

2023年12月15日

 

これから抜歯を控えている人は、どんな方法や手順で歯を抜くのか気になることかと思います。抜歯というと、鉗子(かんし)というペンチのような器具で強引に抜き取るイメージがありますが、実際はいくつかの手順を踏んで処置を進めていきます。

 

始めに行うのは麻酔処置です。ジェル状の薬剤を粘膜に塗布し、歯茎の感覚が麻痺したところに局所麻酔を施します。普通の永久歯なら浸潤麻酔(しんじゅんますい)で十分ですが、難しい症例の親知らずの場合は、伝達麻酔(でんたつますい)という少し強めの麻酔を併用します。

 

 

次に歯の周りに分布している歯周靭帯(ししゅうじんたい)を切除します。手足の靭帯ほどではありませんが、抜歯の妨げとならないように切除する必要があります。続いて用いるのがヘーベルや挺子(ていし)呼ばれる器具で、歯を歯槽骨から脱臼させます。ヘーベルはドライバーのような見た目をしています。

 

歯が埋まっている穴である歯槽窩(しそうか)で、歯の脱臼に成功したらいよいよ鉗子の出番です。ペンチのような形をした器具で歯を掴み、抜き取ります。歯の生え方や歯根の形態などによって、抜き取るまでの時間は大きく変わります。

 

無事に歯を抜き取れたら、止血のためにガーゼを噛んでもらいます。重症化した虫歯や歯周病で歯を抜いた場合は、抜歯窩(ばっしか)をきれいに清掃し、汚染された組織などを取り除く必要があります。

 

 

ここまでは、普通の永久歯における抜歯の手順です。親知らずに関しては、歯茎をメスで切開して視野を確保し、顎の骨をドリルで削って歯を露出させたり、歯を複数に分割したりするなどの処置が必要となりますので、その点はご注意ください。

 

このように、ひと言で抜歯といっても実はたくさんの手順を踏むことになります。処置を受けている最中は不安になるかもしれませんが、その手順を正しく理解しておくことで、心を落ち着けやすくなることでしょう。

 

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