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根管治療後に歯が痛い!その原因は?

2024年8月2日

 

根管治療では、さまざまな不快症状を経験することになります。根管内に処置を施している時は局所麻酔が効いているため、強い痛みを感じることはありませんが、帰宅後に麻酔が切れると根管治療特有の痛みが生じます。その症状はある意味で虫歯による痛みより不快であることも珍しくありません。痛みを取り除くために治療しているのに、どうして歯が痛いのか、不安になってしまうことでしょう。

 

そんな根管治療後の痛みに関しては、まず歯科医師の説明をしっかり聞いておくことが大切です。診療が丁寧な歯科医師であれば、「根管治療は歯を強く刺激する処置であることから、帰宅後に痛みが生じるかもしれません」という説明をしてくれることでしょう。ケースによっては痛み止めも処方してもらえます。

 

根管治療では、先端がドリルのような形態した器具で根管内をガリガリと削ったり、殺菌作用が強い薬剤を作用させたりするため、残念ながら歯に対してそれなりのダメージが蓄積します。その結果が麻酔の効果の消失後に現れるのです。

 

根管治療を適切に行った場合でも、“根管治療後に痛い”という症状は、数日から1週間程度、持続するものとお考えください。痛みの程度は、鎮痛剤で抑えられるくらいです。それが根管治療から1週間経過しても減弱していかない、あるいは強まっているような場合は、根管の損傷や細菌の取り残し、場合によっては歯根の破折など、何らかの異常が疑われるため、主治医に相談するようにしましょう。

 

このように、根管治療は歯に大きな負担をかける処置なので、帰宅後に一切の症状がなくなるということの方が稀です。ほとんどの症例で違和感や不快感が生じ、処置の内容によっては痛いと感じることがあります。そこで重要となるのは痛みの程度と持続期間です。診療時の説明よりも歯が痛みが強かったり、症状が長引いていたりする場合は、まずは主治医に電話で相談しましょう。

 

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