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歯石を放置してはいけないのはなぜ?

2024年5月5日

 

歯の表面に形成されると歯垢と歯石。どちらも口腔内の健康を害する汚れであることに変わりはありませんが、後者の方が厄介です。なぜなら歯石はセルフケアで取り除くことが困難だからです。歯石はスケーラーという先端が鋭利な器具を使うことで、安全かつ効果的に取り除けます。それを正しく行えるのは、歯の専門家である歯科医師や歯科衛生士のみです。

 

ただ、歯面に硬い汚れがたまっているだけでなら、放置していても問題はないのでは?と思われるかもしれません。確かに、歯石は歯垢が石灰化を受けて石のようになった汚れなので、それ自体に病原性はないのですが、ザラザラとした表面の性状がよりたくさんの汚れを引き寄せ、細菌の住みやすい環境を作り出します。その結果、歯茎に炎症をもたらす歯周病リスクを急速に上昇させるのです。

 

歯石の周りで繁殖した歯周病菌が歯茎に腫れや炎症をもたらし、歯周ポケットを深くさせると、ますます細菌に有利な環境が作られていきます。上述したように、歯石はセルフケアで除去できないため、その量は増える一方といっても過言ではありません。ですから、歯面を舌で触ってザラザラとした汚れが認められた場合は、放置せずに歯科医院でスケーリング(歯石除去)を受けましょう。

 

 

3ヵ月に1回くらいの頻度で定期検診・メンテナンスを受けていれば、歯周病が重症化するリスクも抑えられます。進行した歯周病では、通常のスケーリングでも対処できないことが多く、歯周ポケットの奥までスケーラーを挿入するルートプレーニングや歯茎をメスで切開して歯根面を露出させるフラップ手術などが必要となる場合もあります。そうした外科的な処置を回避するためにも歯石は早めに除去していくことが大切です。

 

歯石は目に見える範囲にあって、舌や指で触れられるのに自分では対処できない。これは身体の表面に付着する汚れの中でもかなり珍しい性質を持っているといえます。そんな歯石の特徴を知っていれば、放置することのリスクやスケーリングで取り除くメリットも理解できるかと思います。

 

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