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歯科で顎関節症を治す6つの方法

2022年11月13日

 

口を開けると顎がカクカク鳴ったり、顎に痛みや疲れを感じやすかったりする顎関節症。現代の日本人が比較的発症しやすい病気ですが、歯科では6通りの方法でその症状を改善することができます。

 

最もシンプルな治療法は【噛み合わせの調整】です。上下の歯で引っ掛かりのある部位を削るなどして調整し、噛み合わせを正常化します。形や高さ、適合に問題がある被せ物が原因で咬合に異常が生じている場合は、不良補綴物を撤去した上で、【被せ物治療】をやり直します。

 

噛み合わせのズレが一部の歯ではなく、歯列の広範囲に及んでいる場合は、【歯列矯正】が有効です。上下の歯並び・噛み合わせをきれいに整えて正常なそしゃく機能を取り戻し、顎への負担を軽減します。

 

歯ぎしりが主な原因となっている顎関節症では、マウスピースを使った【スプリント療法】で対応するのが一般的です。夜間に「ナイトガード」と呼ばれる専用のマウスピースを装着して、歯ぎしりによる悪影響を低減します。

 

顎関節症で「口が開かない」症状が現れた場合は、【マニュピレーション】という方法で治療します。前方にはみ出てしまった「関節円板(かんせつえんばん)」というクッションを手技によって元に戻す治療法です。メスなどを使う外科的な処置は一切伴いません。

 

ここまでは、多くの歯科医院で受けることができる顎関節症の治療法といえますが、ボツリヌス菌製剤(通称ボトックス)治療にも対応しています。ボツリヌス菌から抽出した「ボツリヌストキシン」というタンパク質を顎に注射して筋肉の働きを弱めます。その結果、就寝中に起こる歯ぎしり・食いしばりを抑制することが可能となります。

 

 

 

 

このように、顎関節症は原因によって治療法も変わります。当院では、CT検査やゴシックアーチ診断、咬合器診断など、複数の精密検査を実施した上で原因を正確に突き止め、個々に適切な治療を行うことが必要です。

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