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矯正で転院を考えている人へ

2024年6月25日

 

矯正の治療期間は、突出して長いです。美容関連の外科治療でも2~3年に及ぶ処置は珍しいでしょう。それだけに「転院」の難しさを感じている方も多いのではないでしょうか。そもそも矯正治療で転院することは可能なのか?

 

結論からいうと、矯正で転院することはできますが、たくさんのデメリットを被る点に注意が必要です。まず費用面のデメリットですが、これは結果として2倍のコストがかかってしまうケースが多いといえます。というのも、矯正治療は途中でやめたからといっても、支払った費用の大半が返金されることは稀であり、転院先でもほぼ全額、治療費を支払うことになるのが一般的だからです。これは歯医者さんが儲けようとしているのではなく、治療の性質上、そうせざるを得ない事情があるといえます。

 

なぜなら、転院先でも矯正治療は精密検査からやり直す必要性が出てくるからです。当然ですが治療計画を立て直し、装置も新しく作り直さなければなりません。マウスピース矯正のインビザラインであれば、システムが全世界で統一されており、治療データもネット上で共有できることから、いくつかのプロセスを省略できます。それでも患者さんが被るデメリットは少なくないでしょう。

 

転院すると治療期間も長くなります。転院先が見つかるまでに時間がかかった場合は、歯の後戻りのリスクも高まります。そうしたことから、矯正では可能な限り転院をしない方が良いといえます。引っ越しをした場合でも、それほど距離が離れていなければ、頑張って通院を続けることをおすすめします。

 

もちろん、通院に数時間かかるような場所に引っ越しをした場合は、さすがに通うのが難しいかと思いますので、転院をするという決断を下しても良いかと思います。また、今通っている矯正歯科の先生との相性が良くない、治療に疑問点が出てきた、という場合も転院を検討してみても良いといえます。矯正は保定も含めると2~6年程度かかる治療なので、信頼できる先生に任せるのが一番です。

 

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