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初期虫歯とはどんな虫歯?

2020.01.14

初期虫歯の時に虫歯治療をしましょう


最近、テレビ番組やCMで「初期虫歯」と言う言葉をよく耳にします。『初期虫歯って、普通の虫歯とどう違うの?』と、その言葉の意味を理解していない人も多くいるのではないでしょうか?「初期虫歯」も虫歯ですが、その治療は削ったり、詰め物をしたりする必要はありません。

虫歯はC0からC4という5つの進行段階に分類され、初期虫歯はその名の通り最初の段階にあるC0の虫歯です。初期虫歯は「削らなくても治る虫歯」と言われる虫歯で、歯を削ることなく元の状態に自ら修復することができます。

虫歯は口の中に住み着く「虫歯菌」によって歯が溶かされてしまう疾病です。虫歯の主な原因菌と言われているミュータンス菌は、食べ物に含まれる糖分をエネルギーにし、その過程で酸性の物質を作ります。酸は歯の表面組織であるエナメル質の石灰分を奪って歯を溶かします。歯の石灰分が奪われることを「脱灰」と呼びますが、当初は脱灰した部分は黒ずむことはなく白濁して見えます。

歯の表面が脱灰し白濁した状態を「初期虫歯」と呼びます。脱灰の段階では歯にまだ穴は開いていませんがその一歩手前です。しかし、脱灰しただけの歯は唾液に含まれるカルシウムとリンを歯が吸収することによって、自ら元の状態に修復することができます。これを「再石灰化」と呼びます。

私たちの口の中では、常に「脱灰」と「再石灰化」が繰り替えされていますが、脱灰と再石灰化のバランスが取れていると虫歯にはなりません。このバランスが食生活や口腔ケアの影響で崩れて脱灰が進むと虫歯になります。

虫歯菌は食べ物に含まれる糖分を酸性の物資に変えますが、食べる回数や時間が多ければ多いほど、虫歯菌が酸を生みだす量も増えるため「脱灰」と「再石灰化」のバランスが崩れてしまい、虫歯になるリスクが高まります。

また、歯の表面に付着するプラーク(歯垢)も「脱灰」と「再石灰化」のバランスを崩す要因です。プラークは細菌の塊で形成されているため、プラークが付着してしまった場合には、更なる細菌を呼び寄せ虫歯リスクを高めます。

歯磨きの指導を受けて正しい歯磨きを行いましょう


虫歯にならないためには、「脱灰」と「再石灰化」のバランスを保つことが重要です。再石灰化による虫歯治療の対応は以下のようなものになります。

▼ブラッシング指導
毎日のセルフケアはとても重要であり、正しい歯磨きの方法を身に付けることで、再石灰化を促すことができます。ブラッシング指導を歯科衛生士から受けることで、我流で磨き残しの多い歯磨きを改めることができます。

▼フッ素塗布
エナメル質を強化し、酸から歯を守ることで、「脱灰」しにくい歯を作ります。また、フッ素は再石灰化を促進する作用もあり、初期虫歯の進行を食い止め、元の状態に修復することが期待できます。

▼シーラント
歯の好発部位である奥歯の咬み合わせの溝に「レジン」と呼ばれる歯科用プラスチックを充填し、溝を埋めることで虫歯を予防します。初期虫歯の状態である場合にもシーラントが適応され、溝を埋めます。シーラントは主に歯をうまく磨けない小児に行いますが、大人にも有効です。詰め物があると使用できませんが、初期虫歯には可能です。

以上、初期虫歯について紹介しました。初期虫歯であれば、歯を削ることなく元の状態に修復することも期待できるます。定期的な歯科検診を受け、初期虫歯のうちに対処しましょう。