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インプラントの歯周病、インプラント周囲炎を防ぐには

2019.05.21

インプラントは虫歯にはならないが・・


インプラントは抜歯したあと、抜歯した歯の代わりにチタンネジを埋め込み、それに人工歯を装着する治療です。インプラントは天然歯とほぼ同等の咀嚼力を提供し、入れ歯のような違和感、ブリッジ(橋のように抜けた歯の両側の歯の間に人工歯を取り付ける治療)のように健康な歯を削る必要もありません。

インプラントで装着するのは人工の歯ですから虫歯になることはありません。歯の根もないので根の先が炎症を起こす根尖性歯周炎になることもありません。ではインプラントは歯磨きもせずに放っておいてよいかというとそうではありません。虫歯にならないインプラントも歯周病にはなるからです。

正確に言うと、インプラントの歯周病は、インプラント周囲炎と言います。そして歯周病の初期症状がが歯肉が炎症を起こす歯肉炎であるのと同様にまずインプラント周囲粘膜炎という歯肉が赤く腫れあがった状態になります。歯肉炎もそうですが、この段階では痛みはほとんど感じません。そしてインプラント周囲粘膜炎は進行するとインプラント周囲炎になります。

歯周病もインプラント周囲炎も原因は歯周病菌がプラークで繁殖して歯肉を侵すためにおこります。ですから、予防も同様に歯磨きの励行、歯石の除去をすることです。

大切なのは毎日の口腔ケア


しかし、歯周病と違って、インプラント周囲炎は病状が進行してもインプラントのネジつまりインプラントそのものが動揺することはあまりありません。また、痛みが起きることも少なく、気が付かずに進行してしまう危険が、歯周病よりさらに高くなります。

歯周病もインプラント周囲炎(インプラント周囲粘膜炎を含めて)もプラークコントロール、つまり歯磨きを中心とした日頃の口腔内ケアが予防の基本です。しかし、インプラント周囲炎は歯周病よりさらに無自覚のうちに進行しやすいことに加え、進行速度が歯周病より速い傾向があります。

しかも、インプラントは天然歯と違って、骨と歯の間に歯根膜という軟組織がなく、インプラントネジと骨は直接オッセオイングレーションとう密着した結合状態を作っています。そのため、インプラント周囲炎が進行すると骨が直接侵されるリスクが歯周病以上に高くなります。

インプラント周囲炎が悪化すると最終的にはインプラントネジを取り除く処置が必要になります。無自覚に速く進行するインプラント周囲炎を予防するのは定期的なメンテナンスを継続的に行うことが強く望まれます。メンテナンスを考えれば、インプラントは治療が終わった時が始まりです。

インプラント治療の官僚はメンテナンスの始まり