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タバコによる歯・歯周組織への悪影響

2021.04.07
喫煙で歯茎も着色される

 

“タバコは身体に悪い”のは、誰もが知っている事実ですが、どのようなメカニズムで健康に害を及ぼすのかは厳密に理解されているとは一般には言えません。とくに口腔内への悪影響は感心さえ持たない人が多いのではないでしょうか。

 

喫煙による悪影響で、口腔内で最も注意すべきなのは歯周病です。タバコを吸う習慣があると、歯周病のリスクが明らかに上昇します。これは、タバコの煙に含まれる一酸化炭素が歯周組織への酸素供給を妨げるからです。また、ニコチンは一種の神経毒であり、血管を収縮させる他、免疫の機能を狂わせる作用があります。いずれも細菌感染症の一種である歯周病には、有利に働く要素といえるでしょう。

 

次に、虫歯とタバコの関連についてですが、こちらは免疫機能の低下というよりは、口腔衛生状態の悪化が主要因といえます。例えば、タバコのヤニが歯面に沈着すると、食べかすが停滞しやすくなるだけでなく、歯垢や歯石の形成も目立つようになります。また、唾液の分泌量が低下し、ドライマウスを引き起こすことでより一層、口腔衛生状態が悪くなります。唾液には、虫歯菌の活動を抑える機能も期待できることから、口腔乾燥は虫歯のリスクを大きく上昇させる要因にもなるのです。

 

このようなタバコによる悪影響は、あくまで口の中だけに限定していますが、タバコはもちろん全身の健康に悪影響を及ぼします。とくに、喫煙関連三大疾患であるがん、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、COPD(慢性閉塞性肺疾患)には十分な注意が必要です。

 

ただ、“口は全身の健康の入口”でもあるため、まずは口腔衛生状態の向上に努めることは大切です。タバコを吸っている人はできる限り禁煙し、適切な口腔ケアを身に付けることが大切です。虫歯や歯周病から、さまざまな全身疾患に波及することがある点も改めて確認しておきましょう。

 



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