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保険で作れる白い歯について

2021.05.02

 

保険の虫歯治療では、奥歯の被せ物に銀歯しか使えないと思われがちです。銀歯は、材料費が比較的安価で、耐久性もそれなりに高いので、保険の被せ物としては最適といえますが、審美面においては難点があると言わざるを得ません。しかし、保険で白い詰め物、被せ物ができないわけでもありません。

 

CAD/CAM冠(キャドキャムカン)と呼ばれるコンピュータ技術を応用した技工物は、ハイブリッドレジンで製作する被せ物です。レジン(プラスチック)をベースとした材料にセラミックが配合されており、純粋なセラミックには劣るものの、従来のレジンより品質に優れます。そんなハイブリッドレジンのブロックを機械で削り出すのがCAD/CAM冠です。

 

小臼歯(前から4、5番目の奥歯)に関しては、ほぼ無条件にCAD/CAM冠が適応されます。つまり、保険診療であっても、銀歯か白い歯を選ぶことが可能なのです。第一大臼歯(6番目の奥歯)に関しては、上下の第二大臼歯が残っていて、左右とも咬合支持があるケースに限って、CAD/CAM冠を選択することができます。

 

 

ただ、CAD/CAM冠はあくまでプラスチック材料なので、自費診療で作ることができるセラミッククラウンとはいくつかの点で異なります。ベースとなる材料がレジンなので、経年的な変色や摩耗は当然起こります。また、噛む力が強かったり、歯ぎしりなどがある場合は、適応するのが困難となる場合が多くなります。特に、大レジンベースのCADCAM冠の適用は例外的と考えた方が良いでしょう。

 

健康保険の目的は疾病を大きな負担なしで治療することです。保険で作れる白い歯が作れても、強度は銀歯より優れているというわけ手は言えません。経済面を重視するのではなく、審美性さらに機能面、耐久性を求めるのであれば、自費診療のセラミック治療が選択肢となります。