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子どもの歯肉炎の種類と特徴

2021.10.13

 

日本人の成人の約8割が歯周病にかかっていると言われていますが、子どもの歯肉炎(しにくえん)も増加傾向にある点に注意しなければなりません。

 

歯肉炎とは、軽度の歯周病です。細菌感染および炎症反応が歯茎だけにとどまっているので、痛みは生じません。歯茎が赤く腫れ、歯磨きの際に歯茎から血が出る症状は認められます。そんな歯肉炎にはいくつかの種類があり、子ども特有のものも存在しています。

 

「萌出性歯肉炎(ほうしゅつせいしにくえん)」は、文字通り歯が生える時に発症する歯肉炎で、低年齢の子どもに起こります。歯が生える途中の段階は、歯茎の周囲が不潔になりやすく、感染リスクが上昇するのです。歯が正常に生えると清掃性が向上し、歯肉炎の症状も自然に消えていきます。

 

「思春期性歯肉炎(ししゅんきせいしにくえん)」は、思春期におけるホルモンバランスの乱れによってリスクが上昇する歯肉炎です。口腔内を清潔に保っていても発症することがありますが、思春期を終えると症状も改善されていきます。

 

「若年性歯周炎(じゃくねんせいししゅうえん)」は、10代に発症しやすい「限局型」と20~30代に発症しやすい「広汎型」の2種類に分けられます。これは歯槽骨にまで炎症が広がる“歯周炎”であり、通常の歯周病よりも急速に組織が破壊されていきます。そのため「侵襲性歯周炎(しんしゅうせいししゅうえん)」と呼ばれることもあります。

 

「不潔性歯肉炎(ふけつせいしにくえん)」は、口腔ケアが不十分なケースで発症するもので、その原因や症状は一般の歯周病と大差はありません。

 

このように、歯周病は幼児であっても発症のリスクがある病気ですので、歯茎に気になる症状が認められたら当院までご相談ください。子どもの歯肉炎は、積極的な治療が不要なことも少なくありませんが、現状や経過をしっかり観察しておくことは非常に重要です。