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歯医者が考える良い歯医者の条件とは

2020年5月30日



皆さんが、良い歯科医師として考える条件とは何でしょうか?技術が高いということでしょうか。ただ、歯科医の技術というのは簡単に判断できるとは限りません。レストランなら味は食べればわかりますし、コスパが良い、サービスが良いといったことを判断に迷うことはあまりないでしょう。

しかし、歯科治療はその場限りのものではありません。治療した歯は長く、場合によって一生使い続けます。何年かして虫歯が再発することもありますし、噛み合わせが合わないことで、体調が不良になることもあります。そういったことは、治療してすぐにわかるものではありません。

歯科医師の良し悪しは、どうしても痛くない、説明がわかりやすいといった治療技術とは必ずしも直接関係ないことで判断されることが多いのではないでしょうか。時には受付の印象が悪いとそれだけで、歯医者として信頼できなることもあるかもしれません。

ところが、歯科医師は技術が向上し経験を積むほど、患者自身の不安や質問に得てして耳を傾けなくなりがちなのです。実は歯科も一般歯科、矯正歯科、口腔外科と分かれています。一般歯科も入れ歯、根管治療、インプラント、歯周病など歯科大学の講座や学会が分かれています。一つの治療技術に秀でると、時として自分の得意分野で治療を行おうとする場合があるのも事実です。

歯科の専門分野は細かく分かれている



最初から治療方針を歯科医師が決めてしまうと、患者側から言いたい不安や、聞きたい質問もなかなか言えなくなります。他に治療の方法はないのか、費用や時間がかかり過ぎることはないだろうか。別の歯医者で聞いた説明と全然違うのはなぜだろうか。そんな疑問が次々に湧いてくることもあるでしょう。

良い歯科医師の条件は、まず第一に話しやすい雰囲気を作って、悩みや不安、希望をしっかりと聞き、些細な質問にも、専門用語を並べるのではなく、わかりやすい丁寧に説明することでしょう。

今の時代の歯科医は専門化が進んでいて、技術が高いのはむしろ当たり前です。専門性を追求するとCTや画像スキャナー、マイクロスコープと設備も整える必要があります。しかし、そういった専門技術、設備を活かすためには、まず目の前の患者の気持ちをしっかりと理解するコミュニケーションの力が必要です。

高い技術も良いコミュニケーションがなければ十分には活かせない



高い技術を持ち、コミュニケーションを大切にする歯科医師は、沢山具体的な質問をされることを喜びます。なぜなら、ベストの治療は患者の悩みの解決と希望に応えるものだからです。医療に「病気を診ず、人を診よ」という言葉があります。医療は突き詰めると人の身体の不安を取り除くことが本質になります。

そのために一番大切なのは歯科医師と患者との信頼関係ですし、それは良いコミュニケーションの上に成り立つものです。そのような関係を作るには患者に寄り添う歯科医師の努力が何より求められます。

一方で、治療を受ける側も歯科医師の説明に耳を傾けることが必要です。ネットに情報が溢れ、メディアで金儲け主義の歯科医師が無駄で不適切な治療をしているとセンセーショナルに取り上げることもあります。最初から歯医者不信では良い信頼関係は築けません。もし、不審な点や納得できないことがあれば、ぜひ質問をすべきです。良い歯科医師であれば誠実な答えをします。

歯は、食べ物を食べ、消化し、栄養に変える消化器官の一番入り口にある器官です。高い咀嚼力を維持し、良い口腔内の環境を守ることは健康の第一歩です。良い歯科治療を受けることはQOLつまり人生の質そのものを決めると言っても言い過ぎではありません。良い歯科医師と良い信頼関係を築くことは大切です。

最後に、良い歯医者かどうか見極める方法があります。初めて行く歯科医院に行った時、初診時の問診や、説明を丁寧に行ってくれるか、すぐに椅子を倒し口の中やレントゲンばかり見ていないか注意してみてください。良い歯科医なら、まず話を聞くところからすべてが始まります。

(山根先生記)

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