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矯正治療に伴うリスク

2021.07.04

 

矯正治療は、歯並びの乱れを整え、かみ合わせを正常化し、清掃性も向上させるなど、たくさんのメリットが得られます。治療期間が長いというデメリットはありますが、口に関する悩みや長年のコンプレックスを解消できる素晴らしい歯科治療といえます。ただし、矯正も医療である以上、いくつかのリスクを伴います。

 

矯正治療に伴うリスクとしては、「歯根吸収」が挙げられます。歯の根っこである歯根が溶ける現象で、過剰な矯正力が原因となりやすいです。歯周組織にも負担がかかり、歯肉が下がる場合もあります。

 

 

矯正装置に金属材料を使っているケースでは、治療期間中に金属アレルギーを発症するリスクがあります。ブラケットや矯正用ワイヤーの金属は比較的アレルゲンとなりにくいのですが、そのリスクはゼロではありません。

 

マルチブラケットによる歯列矯正では、装置の構造上、清掃性が著しく低下します。歯磨きしやすくするために矯正しているのに、治療中は歯磨きにしにくくなるという矛盾を抱えているのが矯正治療です。マウスピース型矯正は着脱式の装置で、清掃性に変わりはありません。この点ではワイヤー矯正より大きな優位があります。

 

ワイヤ装置の場合、矯正期間中に虫歯や歯周病になると、それらの治療を優先する必要があります。装置を外して、虫歯治療や歯周病治療に専念するため、矯正の治療計画に大幅な乱れが生じます。その他、メンテナンスを怠ったり、装置の装着時間を守らなかったりすると、予定通り歯が動かなくなることもあります。

 

矯正治療にはいくつかのリスクを伴います。しかし、一番大切なのは矯正の結果咀嚼力が低下するリスクです。これは矯正が見た目を重視し、噛み合わせより歯並びばあかりに焦点を当てたことで起きうることです。

 

矯正治療は審美的な要素が重視されますが、歯並びが整うことで、食物が挟まりにくくなり、虫歯や歯周病のリスクも低減します。矯正治療の持つリスクを避けつつ、審美的にも口腔内の健康でも両方を満足することが矯正医の治療技術と言うことができます。