2022年6月14日
マウスピース矯正のインビザラインは、対応する歯科医院が増加するとともに、治療を希望する人の数も急速に増えてきています。そのため「インビザラインで失敗した」「インビザラインで後悔した」という感想を持つ方が一定数存在するのも事実です。
インビザラインは、従来のワイヤー矯正にはないメリットが多々あり、歯並びの乱れを快適に治せる矯正法ではありますが、決して万能ではありません。その点を誤解してしまうと、インビザラインで失敗したり、後悔したりすることになるため十分にご注意ください。
そこでまずインビザラインを受ける医院を選ぶ際には、診療実績に着目しましょう。インビザラインは、治療計画の立案からマウスピースの製作に至るまで、そのほとんどをコンピューター上で処理できるものの、最終的な診断・判断を下すのは歯科医師です。治療計画の調整やアタッチメントの微調整などもインビザラインの診療経験が豊富でなければ適切に行うことができません。
次に、インビザライン矯正のルールを厳守することが必須となります。1日20~22時間のマウスピース装着は基本です。また、マウスピースを装着する順番や装着中の飲食のルールに関しても厳守しなければ治療の失敗につながります。
そして、インビザラインで失敗・後悔しないために最も重要なのが保定処置をしっかりやり遂げることです。すべてのマウスピースを使って計画通りの歯並びに仕上がったとしても、保定処置を怠ることで歯の後戻りが生じます。その結果、インビザラインで失敗したと感じるもいますので、必ず保定処置まで完結させるようにしましょう。
インビザラインは矯正のプロセスの大半をコンピューター上で管理できる優れた治療法ですが、歯科医師の技術や知識、経験に左右される部分もあります。また、従来の矯正治療と同様、保定処置も必須となっておりますので、その点も踏まえた上でインビザライン矯正に臨むようにしてください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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