2021年10月4日
歯石を取り除く「スケーリング」の後には、いくつか気になる症状が現れることがあります。例えば、冷刺激に対して敏感になる「知覚過敏」は、冷たい飲み物や食べ物を口にしづらくなるため、不自由を感じることかと思います。
これはスケーリングによって歯石が除去され、歯根面が露出されば場合に起こりやすい症状です。歯根面はエナメル質が分布しておらず、外からの刺激を受けやすくなっています。歯石そのものは有害なのですが、一部の例においては外からの刺激を遮断する役割を果たします。ですから、治療のために行った歯石除去が知覚過敏という新たな症状を引き起こしてしまうケースもあるのです。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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