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抜歯の必要が少ないマウスピース矯正

2025年8月16日

 

矯正治療というと「歯を抜かなければならない」というイメージを持たれる方も多いのですが、マウスピース矯正では抜歯が必要になるケースはむしろ少ないのが実際です。

多くの場合は「IPR(アイピーアール)」と呼ばれる方法で対応します。これは歯と歯の間をごくわずか(0.1~0.3mm程度)削ってスペースをつくる処置で、歯の健康には影響しません。この小さなスペースを利用して歯をきれいに並べるのが、マウスピース矯正の一般的なやり方です。

一方で、歯並びやかみ合わせの状態によっては、便宜抜歯(矯正のために抜歯を行うこと)が必要になることもあります。その場合は通常、小臼歯を抜歯し、7~8mm程度のスペースができます。抜歯したスペースが閉じるまでには半年から1年ほどかかるのが一般的で、歯の移動スピードや動き方(歯冠が傾くだけか、歯根まで移動するか)によって期間は変わってきます。

もし矯正中に「隙間がなかなか埋まらない」と感じても、最後の数ミリはゆっくり動くことが多いため、焦らず経過を見ていくことが大切です。それでも隙間が残る場合は、治療計画の見直しや、舌のクセ・かみ合わせの影響など、別の要因が関わっていることもあるので、主治医にご相談ください。

(水上先生記)

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