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歯の喪失がアルツハイマー病の進行を早める?

2024年5月5日

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歯を失うと、アルツハイマー病の進行が早まる可能性があることを東京歯科大学が明らかにしました。アルツハイマー病は認知症の一種で、記憶障害や判断力の低下などが見られる病気です。脳にアミロイドβ(ベータ)やタウタンパクなどが蓄積することで神経細胞が死滅し、脳機能が低下していきます。

 

この研究は、アルツハイマー病患者24名と健常高齢者19名を対象とし、タウタンパクに着目して、歯の喪失との関連を調べました。その結果、歯を失った数が多い人ほど、タウタンパクの蓄積量が多いことが判明したのです。

 

これはアルツハイマー病を発症している患者さんに見られた現象なので、歯の喪失がこの病気の発症リスクを高めるということではありません。あくまで、「アルツハイマー病の進行を早める可能性が高い」ということがわかったのです。

 

ただ、以前からの研究で歯周病が認知症の発症リスクを高めることは、医学的に解明されています。それは歯周病菌が血流に乗り、脳へと移行する過程で、アミロイドβの蓄積を促すことがあるからです。

 

このように、歯や歯周組織の健康状態は、認知症という脳の病気にも強い関連が認められます。日本における認知症患者は、2025年に約675万人(5.4人に1人)まで達するといわれています。とくにアルツハイマー病は、認知症の70%程度を占める病気なので、多くの人が注意すべきといえるでしょう。

 

そんなアルツハイマー病の発症や進行の予防は、口腔ケアという簡単なことから始められます。歯周病にかかること、歯を失うことを予防できれば、それだけでもアルツハイマー病の発症・進行リスクを抑えられるのです。

 

 

 

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