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歯磨きしているのに口臭がなくならない理由

2023年7月9日

日常生活の中でふとした時に感じる自分の口臭。周りに不快な思いをさせたくないという理由からしゃべるのを控えたり、口元を抑えたりすることが習慣化している方もいらっしゃることでしょう。毎日歯磨きをしているのに口臭がなくならない場合は、次のような理由が考えられます。

 

舌の表面に形成される「舌苔(ぜったい)」は、口臭の主な原因のひとつです。歯磨きはしっかり行っていても、舌の表面に白い汚れがたまっている場合は、舌ブラシで取り除きましょう。舌の奥から手間に向かってやさしくブラッシングすることで、臭いの原因となる汚れを安全に除去できます。

 

歯石がたまっている場合も要注意です。歯垢が石灰化を受けて石のように硬くなった歯石は、どんなに頑張っても歯ブラシによるブラッシングでは落とせません。歯石は細菌の住処となりやすいだけでなく、歯周病のリスクを大きく上昇させます。

 

 

歯周病菌は、腐った玉ねぎのような臭いを放つ「メチルメルカプタン」を産生します。硫黄を含んだ揮発性のガスで、当然ですが口臭も強くなります。歯周病は歯磨きだけで治すことは不可能です。歯周病による歯茎の腫れや出血、口臭が認められるのであれば、すぐに歯医者さんに診てもらいましょう。

 

ここまでの症状が当てはまらず、口腔内に口臭の原因が存在しない場合は、全身の病気が潜んでいるかもしれません。具体的には、糖尿病や肝硬変、尿毒症などを患っていると独特な口臭が現れやすいです。お口の中の問題をすべて解決しても口臭がおさまらないのであれば、全身の異常や病気を疑いましょう。

 

 

歯磨きをしっかり行っているにもかかわらず口臭が改善されない「オーラルクロマ」という口臭測定器や唾液検査を実施した上で、口臭原因に対応した治療を行うことが必要です。

 

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