歯科医院の感染予防
2020年7月18日
使用される歯科器具は患者様ごとに滅菌パックから取り出される
新型コロナウイルスは歯科医院での感染予防に関心を高めました。感染を避けるために歯科治療を避けようとする場合もあります。しかし、急性の歯痛があると治療を避けるのは難しいでしょう。強い痛みがなくても、定期的な歯科検診やクリーニングは口腔内ケアで大切です。3月に一回程度の歯石除去を続けるのは大切なことに代わりません。
ウィルス除去機能を持つ空気清浄機
歯科医院は元々感染予防にには細心の注意を払っています。新型コロナでなくても、血液からの感染症には非常に危険なものもあり、院内感染の防止は非常に重要です。マナミ歯科クリニックは、診察を受ける前の検温、手のアルコール消毒の励行を始めとして特に感染予防には依然から非常に高い水準を追求してきました。
歯科医師や歯科衛生士、歯科助手は必ず手袋とマスクを着用します。それらは患者様ごとに交換します。エプロンやコップなどはディスポーザブル品です。また、院内はウィルス除去機能を持つ、空気清浄機が5台備えられています。当院を訪れると「歯医者の臭いがしない」と感じるられると思います。それは空気清浄機により常に院内の空気が清浄化されているからです。
滅菌も日本では一般的な高圧高温の蒸気で行うクラスNタイプのものではなく、いったん真空状態をすることで、器具の細部まで効果的に滅菌を行うクラスB規格のものを使用しています。
真空状態から高圧高温蒸気で滅菌するクラスB滅菌機
歯科治療中も口腔内や口腔外バキュームを活用することで、唾液や歯の切削片、血液などの周囲への飛散を防止できます。また、専任スタッフが院内清掃やアルコール消毒をチェアなど接触する部分に対して常に行っています。感染症は新型コロナだけではありません。マナミ歯科クリニックは今後ともより高水準の感染対策を実施してまいります。
口腔外バキュームは飛散を防止する